「秘話」と「秘密」の違いを分かりやすく解釈

「秘話」と「秘密」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「秘話」「秘密」の違いを分かりやすく説明していきます。

「秘話」とは?

「秘話」とは、実際にあったことなどであっても、人々に知られていない話、という意味になります。

「感動秘話があった」などと言いますのは、後になってから、このような事実があったと公開される時に使われる言い回しです。

「そんな話、ネットで知っているし秘話でも何でもない」「そのような秘話があったとは知りませんでした」「心温まる秘話をご紹介」などと、使います。

「秘密」とは?

「秘密」とは、意図的に隠し、人に知られないようにしていること、公開しないことを言います。

またそのような事情のことでもあります。

他に、人に知られないようにこっそり行動することも「秘密」という言葉で表現します。

「この話は我々の秘密にする」「どこから、秘密がもれたのかわからないが、外にマスコミがいる」「家族に秘密で相談する」などと、使います。

「秘話」と「秘密」の違い!

「秘話」「秘密」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つの言葉は「秘」という字が使われていますが、意味はまったく違います。

使い分けを正しくするようにしてください。

まず「秘話」ですが、これは一般的に知られていない話という意味になります。

意図的に隠しているわけではなく、知られていないエピソードといった風に解釈しましょう。

これが「秘密」との大きな違いでもあります。

「秘密」は隠して人に知らせないという意味になります。

つまり「知らせたくない」「知られたくない」という気持ちがあり、意図的に隠しているのです。

物事を人に知られないようにする、隠そうとする、そのような考え方をする人は「秘密主義者」となります。

まとめますと「秘話とは人々に知られていない話」「秘密とは隠して知らせないこと」となります。

こうして並べてみますと、まったく違う意味であることがわかるかと思います。

混同しないように気をつけてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「秘話」「秘密」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

それぞれの言葉の意味を理解して使い分けていきましょう。