「開発」と「開拓」の違いとは?分かりやすく解釈

「開発」と「開拓」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「開発」「開拓」の違いを分かりやすく説明していきます。

「開発」とは?

「開発」とは?

「開発」とは、1から物事を興すこと、作り上げることの表現となります。

「途中から開発に加わった」のように使った時には、1から始めた訳ではないと言っていることになりますが、基本的には最初からそれに関わる(関わった)時に用いられる表現です。

「システムの開発」とすると、システムを1から作り上げることになり、そのような言葉で募集があった時には、1から作ることができる人が求められていると考えていいでしょう。

「開拓」とは?

「開拓」とは?

「開拓」とは、畑や田んぼを新たに作ることです。

そこから転じて、新たな分野に切り込むという意味でもよく用いられている言葉で、「我が社は、新しい事業の開拓を求められている」などとビジネスでも使われている言葉です。

そのような意味で使った時には、未知の分野が対象になり、それによって新しい事業を始めるようなことになった場合には、それまでには扱ったことがない分野だと考えて構いません。

「開発」と「開拓」の違い

「開発」と「開拓」の違い

「開発」「開拓」の違いを、分かりやすく解説します。

「開発」は、1から何かの物事を興すという意味になる言葉です。

それを作り上げることまでが意味に含まれ、「開発業務に携わることになった」と言われた時はには、1からそれに関わっているのだと捉えていいでしょう。

「開拓」は、元は田んぼや畑を新しく作ることで、「森が開拓されて農地ができた」などと使われる言葉ですが、現在では、新たな分野への進出のこととして用いられることの方が多くなっています。

「是非ともその分野を開拓したい」のように、これまで扱ったことはない道の分野への進出が、この言葉で表現されています。

まとめ

まとめ

「開発」「開拓」は、このような違いになります。

「開発」は、特に対象を選ばず、新製品のそれや、システムの関係、新薬など様々なものに対して用いることができる言葉です。