「異論」と「反論」の違いとは?分かりやすく解釈

「異論」と「反論」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「異論」「反論」の違いを分かりやすく説明していきます。

「異論」とは?

「異論」とは?

「異論」とは、別の意見、異なる論、異議といった意味があります。

「社長は、異論は認めないと言っている」「話し合いがまとまりそうになると、必ず異論を唱える奴がいる」などと使います。

「反論」とは?

「反論」とは?

「反論」とは、相手の意見、批判などに対して、反対の意見を言い返すことです。

「君が反論するのは自由だが、もう決まったことだからどうしようもない」「批判されっぱなしで悔しいが反論する機会も与えてもらえない」などと使います。

「異論」と「反論」の違い!

「異論」と「反論」の違い!

「異論」「反論」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つの言葉は仕事、日常生活においてよく聞く、使う言葉です。

それぞれ、意味が違う言葉ですので、混同しないように気をつけてください。

まず「異論」ですが、これは最初に出た意見、論などに対して、別の意見、違う論といった意味になります。

簡単に言えば「違う意見」です。

人それぞれの考え方、感じ方がありますので話し合いをしていれば「異論」が出てきます。

もしもみんなが同じ意見でスムーズに物事が決定した場合は「異論を唱える者はいなかった」「異論はない」などと言い表します。

一方の「反論」ですが、これは相手からの意見、批判に対して自分が反対の意見を言うことです。

簡単に言えば「反対のことを言い返す」となります。

「反論」自体が悪い意味を持っているわけではありませんが、あまりにも感情的で自己弁護に偏った「反論」を繰り返しますと、人間性を疑われることにもなりますので気をつけて行う必要があります。

冷静になって「反論」することが大事でしょう。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「異論」「反論」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

「異論は別の意見」「反論は反対のことを言い返す」と覚えておきますと使い分けに迷うことはありません。

言葉の意味を正しく理解して使っていきましょう。