この記事では、「日本海」と「太平洋」の違いを分かりやすく説明していきます。
「日本海」とは?
「日本海」とは、日本列島から見て西側になる海です。
中国やロシアの大陸との堺になる部分で、日本では、この海域をこの「日本海」と称していますが、他の国では別の独自の名前で呼んでいることがあります。
「日本海側の地域では~」のようにニュースなどでよく聞く言葉で、この場合には、新潟県や富山県、石川県などの日本海に面している都道府県と、広島県や岡山県といったような、それに準じる日本海に近い地域のことだと解釈してください。
「太平洋」とは?
「太平洋」とは、日本列島の東に位置する意味のことで、アメリカ大陸までの間は全てこの「太平洋」となります。
こちらは英語では“Pacific Ocean”(パシフィック・オーシャン)と表現され、世界で言語こそ違っても、呼び方が統一されています。
一般的に地図で見た場合、日本の「右」になる意味だと考えると分かりやすいでしょう。
「日本海」と「太平洋」の違い
「日本海」と「太平洋」の違いを、分かりやすく解説します。
「日本海」は、上の表現では日本の「左」になります。
天気予報などで、「日本海側では~」、「太平洋側の地域は~」といったように用いられた時に、どちらの方なのかすぐに分かるように区別を付けておくといいでしょう。
尚、「日本海」は、日本の西に位置する為、「大西洋」と間違えて呼ばれてしまうことがありますが、その「大西洋」とは、アメリカ大陸の東になる海域のことです。
英国、及び欧州諸国との堺になり、こちらは英語では“Atlantic”(アトランティク)となります。
そして、これもまた、世界共通の呼び方です。
まとめ
「日本海」と「太平洋」は、このような違いになります。
偏西風によって、暖気や寒気は、基本的に中国やロシアのある大陸側の「日本海側」からやってきます。