「重要」と「肝要」の違いとは?分かりやすく解釈

「重要」と「肝要」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「重要」「肝要」の違いを分かりやすく説明していきます。

「重要」とは?

「重要」とは?

「重要」は、とても大切だという表現になります。

「ここが重要なので、きちんと覚えておくように」などと勉学の場で聞いたことがある人も多いでしょう。

ビジネスでも多用される言葉で、「午後から重要な会議がある」「重要な書類なので、取扱いには気を付けて欲しい」のように日常的に用いられています。

特に書類では、この「重要」と判子が押してあるものがあったり、メールでも、タイトルの最初に「重要」と付けたものは特に大切だという扱いだと考えていいでしょう。

「肝要」とは?

「肝要」とは?

「肝要」とは、本当に大切な部分という意味で使う言葉です。

「そこが肝要なので、くれぐれも間違いのないように」といったような使い方になりますが、話の中で本当に大切な部分、機械物の仕組みで一番大切になる部分などに対して用いられることが多く、「重要」より更に大切だという意味の言葉ながら、使われる対象が少し狭くなっています。

よって、書類に対して「肝要な書類」とはまず使わず、「肝要な話」ともあまり聞きません。

「重要」と称される対象の中で、特にここが最も大切だと表現したい場合に使う言葉だと考えてください。

「重要」と「肝要」の違い

「重要」と「肝要」の違い

「重要」「肝要」の違いを、分かりやすく解説します。

「重要」は、とても大切だという意味で広く使うことができる言葉です。

「肝要」は、それよりも更に大切という意味合いになりますが、「重要」な中でも特にその部分だという使い方になることが多く、「肝要な書類なので~」のようには用いません。

「重要」だけでも、充分にとても大切だという解釈になりますが、その中で本当に要になる部分がある時に、加えて「肝要」も用いるといいでしょう。

まとめ

まとめ

「重要」「肝要」は、このような違いになります。

「肝要」は、あまり耳慣れませんが、このような意味だと覚えておいてください。