「アボート」と「コミット」の違いとは?分かりやすく解釈

「アボート」と「コミット」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「アボート」「コミット」の違いを分かりやすく説明していきます。

「アボート」とは?

「アボート」とは?

この「アボード」は、英語では“abort”と表現され、そこからきている言葉です。

意味は、「中断する」となり、何らかの作業中に強制的にそれを止めるという時に使われます。

主にコンピュータの世界で使われる言葉で、「処理に時間が掛かり過ぎているので、一度アボードしよう」といったように用いられてます。

この場合、一度止めてみようという意味になり、「アボートしてしまった」と使った時には、止めるつもりはなかったものの、止まってしまったことの表現になります。

「コミット」とは?

「コミット」とは?

「コミット」も、英語の“commit”からきているカタカナ語で、「確約」という意味になります。

ボディメイク会社のテレビCMの「結果にコミットする」といったセリフが有名ですが、これは、「結果が約束されている」といったニュアンスの宣伝文句になります。

コンピュータの世界では、仕様や変更が確定されるという解釈で用いられており、「やっとコミットまで漕ぎつけた」のように使われています。

「アボート」と「コミット」の違い

「アボート」と「コミット」の違い

「アボート」「コミット」の違いを、分かりやすく解説します。

「アボート」は、中断することですが、ただの中断ではなく、「強制終了」を意味します。

よって、「アボート」した(された)時には、そこから再開することはできないと考えてください。

「コミット」は、確定することの表現で、そうなると決まった場合に使われます。

こうと決まったことは必ずその通りになると考えて構いません。

共にコンピュータに関して使われると、「アボート」は、処理が最後まで終わる前に中断する(される)ことで、「コミット」と決まった時には、間違いなく最後まで終わるという意味になります。

まとめ

まとめ

「アボート」「コミット」は、このように違います。

「アボート」は、直接の意味は「中断」ですが、「強制終了」のことになる為、そこからの再開はない(できない)と覚えておきましょう。