この記事では、「インナーマッスル」と「ローテーターカフ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「インナーマッスル」とは?
「インナーマッスル」とは、表層筋の内部、骨に近いところにある深層筋のことを言います。
簡単に言うならば、体の表面ではなく、深い部分にある筋肉のことで、見てもわからない筋肉のことです。
表層筋に比べますと、小さくて力も弱いのですが、間接を固定したり、保護する役割を持っていて、回旋系の動きには重要とされています。
「ローテーターカフ」とは?
「ローテーターカフ」とは、筋トレ、エクササイズに興味がある人でないと、あまり聞き慣れない言葉かもしれません。
簡単に言うならば肩関節の「インナーマッスル」という意味になります。
肩の筋肉で、「棘上筋」「棘下筋」「小円筋」「肩甲下筋」をまとめて「ローテーターカフ」と言います。
肩の関節の動きだけでなく、安定性も関係しています。
肩の関節というのは思っているより強くはなく、その為脱臼、四十肩、五十肩といった故障を発生させやすいとも言われています。
そのようなことを防ぐ為にも「ローテーターカフ」を強化することは大事です。
「インナーマッスル」と「ローテーターカフ」の違い!
「インナーマッスル」と「ローテーターカフ」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも体の深い部分にある筋肉という意味では同じ意味です。
では違いは何かと言いますと、「インナーマッスル」とは体全体にある深層筋のことで、「ローテーターカフ」とは肩まわりの「インナーマッスル」ということになります。
つまり「ローテーターカフ」とは「肩まわり」という一部分を示す言葉で「インナーマッスル」の種類の一つなのです。
他に「腹横筋」(腹筋の一番深い部分)、「多裂筋」(腰背部の筋で最も深部)「股関節のインナーマッスル」などがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「インナーマッスル」と「ローテーターカフ」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
「ローテーターカフ」とはインナーマッスルの一つということになります。
「インナーマッスル」の意味、「ローテーターカフ」とはどの部分なのか、などしっかり理解しておきますと、混同することはありません。