「取り皿」と「受け皿」の違いとは?分かりやすく解釈

「取り皿」と「受け皿」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「取り皿」「受け皿」の違いを分かりやすく説明していきます。

「取り皿」とは?

「取り皿」とは?

「取り皿」とは、大皿に盛られた料理を取り分ける際に使われる小皿のことです。

「取り皿を1つお願い」のように、そうする為に「取り皿」が欲しいと使うといった具合になります。

形状や材質は様々ですが、いくつかの料理を1つの「取り皿」に一緒に盛り付ける場合には、それなりの大きさのものが使われます。

1種類だけに使うものは、小さく片手で簡単に持てるサイズのものがよく使用されます。

「受け皿」とは?

「受け皿」とは?

「受け皿」とは、完成した料理や調理中の料理の器の下に敷く皿のことです。

これがないと、直接料理が入っている器のへりから料理が落ちてしまった際に、テーブルなどにそのままこぼしてしまいます。

この「受け皿」を敷いておくことで、もし落ちてしまったとしても、そこで受け止めることができます。

そのような意味から転じて、何かの対象から漏れた際の行き場所という解釈でも使われます。

例えば、「個室の抽選に漏れた人の受け皿として、大部屋が用意されている」といったような用い方をすることができます。

「取り皿」と「受け皿」の違い

「取り皿」と「受け皿」の違い

「取り皿」「受け皿」の違いを、分かりやすく解説します。

「取り皿」は、料理を「取り」分けることからきている言葉です。

「受け皿」の方は、落ちてしまう料理を「受け」とめる為の皿という解釈になり、それぞれ用途が異なります。

「受け皿」に落ちてしまった料理は、原則的に破棄されることになりますが、テーブルなどに落ちてしまうより見た目に悪いことにならず、それを拭くといった手間が省けます。

また、「受け皿」は、前述のようなもう1つの意味で使うこともできる言葉で、そちらの意味ではビジネスでもよく耳にします。

まとめ

まとめ

「取り皿」「受け皿」は、このように違います。

「受け皿」のもう1つの解釈は、何かに入り切らない分の行き先という意味になりますが、特に悪い意味で使われる訳ではありません。