この記事では、「モーター」と「エンジン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「モーター」とは?
「モーター」とは、電気をエネルギーとして動作する電動機です。
回転動作を行うもので、それによって動力となったり、何かの回転の為に使われています。
その動力としては、電車のそれが有名で、エアコンや冷蔵庫にもこのモーターが内蔵されています。
また、単純に風車などの回転に用いられたり、小さいものはラジコンや子供の工作にもよく使われます。
回転数の制御は、供給する電力如何になりますが、それが一緒でも回転を制御できる「インバーター」という装置があり、これと組み合わせて使われている場合が多くなっています。
「エンジン」とは?
「エンジン」は、石油系の燃料をエネルギーとする内燃機関になります。
こちらも回転動作によって動力源となるもので、自動車のそれとなっていることで有名です。
先の「モーター」とは異なり、燃料の燃焼があって動作するものなので、その為に空気(酸素)の吸気が必要になり、その際には排気も伴います。
また、「モータースポーツ」で使用する自動車や「モーターボード」には、実際には「エンジン」が使用されていますが、便宜上そのように呼ばれている名称です。
「モーター」と「エンジン」の違い
「モーター」と「エンジン」の違いを、分かりやすく解説します。
これらは、「モーター」は、電気がエネルギーの電動機のことで、「エンジン」は、それが石油系の燃料だという大きな違いがあります。
先の「モータースポーツ」のように、「エンジン」のことを「モーター」と表現することがあるので紛らわしい場合があり、更に、「エンジン」が発電機となり、そこからの電気の供給で動作する「モーター」というものも存在します。
まとめ
「モーター」と「エンジン」は、このように違います。
電力によって動いていれば、それは「モーター」だと考えると分かりやすいかも知れません。