この記事では、「保証」と「保障」の違いを分かりやすく説明していきます。
「保証」とは?
「保証」の意味と使い方について紹介します。
「保証」の意味
「保証」は「ほしょう」と読みます。
意味は「間違いがない、確かであると認めて、そのことに対して責任を持つこと」「債務者に返済能力がない時に、債務を肩代わりする義務を負うこと」になります。
「保証」の使い方
「保証」は、対象となる人やものに対して責任を持つことを言います。
「大丈夫」「信頼できる」と約束をする代わりに、何かあった時には責任を負う時の表現です。
つまり、「責任を負う」ということが最も重要な意味になるのです。
例えば、電化製品を購入した時に「保証書」が付いてきますが、これは「〇年間のうちに故障がした時には、無償で修理します」という責任を請け負う契約になります。
「保証」は、まだ起きていないリスクに対してその商品のメーカーが「損はさせないと約束すること」なのです。
ただし、借金の「保証人」の場合は、借りた人が返せない時に、代わりに返済する責任を負うことになります。
「保障」とは?
「保障」の意味と使い方について紹介します。
「保障」の意味
「保障」も「ほしょう」と読みます。
意味は「一定の状態が維持できる様に、保護したり守ったりすること」になります。
「保障」の使い方
「保障」は、ある地位や権利、状況などに変化がない様に守り、影響が出ないように徹することを言います。
つまり、「守る・保護する」ということが最も重要な意味になるのです。
「保証」の場合は「万が一の時」ですが、「保障」の場合はこれから不利な状況になると見込まれている時にも使う言葉です。
例えば生命保険の「入院保障」と言えば、事故やケガで入院した時に、入院費用をカバーしてくれる内容を表します。
「保証」と「保障」の違い!
「保証」は「間違いないと約束して、責任を請け負うこと」です。
「保障」は「不利にならない様に守り保護すること」です。
まとめ
今回は「保証」と「保障」の違いをお伝えしました。
「保証は責任を負うこと」、と「保障は手厚くカバーすること」と覚えておきましょう。