この記事では、「関心」と「好奇心」の違いを分かりやすく説明していきます。
「関心」とは?
「関心」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「関心」は「かんしん」と読みます。
「関心」は「ある物事に、特に心を引かれて、注意を向けること」という意味があります。
みなさんも、何かに特に心を引かれ、注意を向けているかもしれません。
例えば、テレビを見ている時、芸能人の誰かが登場すると、つい注意を向けてしまうということがあるかもしれません。
この場合は「ある芸能人に関心を持っている」と言うことができます。
また、学校や職場で、心を引かれて、注意を向けてしまう人がいる場合は、「クラスメートや同僚に、関心を持っている」と言うことができます。
最近、政治に心を引かれて、国会中継などに注意を向けている人は、「政治に関心を持つ」と言えるでしょう。
また、他の人たちから、注意を向けられている人は、「周囲の関心の的になる」と、自らの状況を表現することができるのではないでしょうか。
「好奇心」とは?
「好奇心」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「好奇心」は「こうきしん」と読みます。
「好奇心」は「珍しいことや、未知のことなどに興味を持つ心」という意味があります。
何か珍しいことがあった時、まだ知らない何かに出くわしたときに、興味を持つ場合、「好奇心の持ち主」と呼ばれることになります。
また、誰よりも、珍しいことや未知のことに強い興味を持つタイプの人は、「好奇心の強い人」と呼ばれることになります。
一方で、珍しいニュースが入っても、何も反応しない人がいます。
このような人は、「好奇心を失った」と言われるかもしれません。
珍しいことや未知のことに囲まれて、何もかもに対して興味を持っている子供たちを見たとき、「子供は好奇心でいっぱい」などと言うことができるでしょう。
「関心」と「好奇心」の違い
「関心」と「好奇心」の違いを、分かりやすく解説します。
「関心」は「ある物事に、特に心を引かれて、注意を向けること」という意味があります。
一方で「好奇心」は「珍しいことや、未知のことなどに興味を持つ心」という意味があります。
「関心」も「好奇心」も、何かに興味を持つことを意味する言葉になります。
ただし、「関心」の方が、興味を持つ対象の幅が広いと考えることができます。
例えば、「政治に関心を持つ」「家族に関心を持つ」という文は不思議ではありませんが、しかし、「宇宙人に好奇心を持つ」という言葉は良くても、「家族に好奇心を持つ」という言葉は、少し不思議な文章になります。
このように、「好奇心」という言葉を使うときは、対象になるのが、未知なこと、珍しいことに限られるという違いがあります。
まとめ
「関心」と「好奇心」の違いについて見てきました。
2つの言葉には、明確な違いがありました。
珍しいことや未知のことに興味を持つとき、「好奇心」という言葉を使ってみましょう。