「風貌」と「容貌」の違いとは?分かりやすく解釈

「風貌」と「容貌」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「風貌」「容貌」の違いを分かりやすく説明していきます。

「風貌」とは?

「風貌」とは?

「風貌」とは、姿、態度など「外見」のことを言います。

「風貌」という言葉は「風采」「容貌」という意味なのです。

「風采」は外部から見た、その人の容姿、身なりなどの様子で、「容貌」とは顔のことです。

「あの風貌のままじゃ、面接に受かるとは思えない」「結局内面より、風貌で判断される」などと、使います。

「容貌」とは?

「容貌」とは?

「容貌」とは、顔かたち、顔立ちという意味になります。

「顔立ち」とは生まれつきの顔のつくり、目鼻立ちという意味です。

「容貌が衰える」とは、年をとったり、荒れた生活、苦労などによって顔が老ける、醜くなるといった意味で使います。

事実であっても面と向かって本人に「容貌が衰えた」と言うのは失礼になりますので気をつけてください。

このような表現は小説や、陰口などでは使いますが、当人との会話ではないのです。

「風貌」と「容貌」の違い!

「風貌」と「容貌」の違い!

「風貌」「容貌」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも外部から見た様子、外見という意味では同じです。

「風貌」とは、ある人の姿、態度といった意味になります。

例えば「怪しげな風貌」とは、顔や態度などが見るからに怪しいという意味です。

一方の「容貌」とは顔かたち、顔立ちという意味になります。

「顔」ということですから、「素晴らしい容貌」「美しい容貌」などは「素晴らしい顔立ち」「美しい顔」といった意味で解釈してください。

「年々容貌が衰える」などと使いますが、これは年々年をとるので顔にシワやシミなどができる、若い時とは違う顔になる、老けるといった意味合いです。

自虐的に言う、本人がいないところで言う分には問題ありませんが、面と向かって言う言葉ではありません。

簡単にまとめますと「風貌とは姿、態度、服装、顔」「容貌とは顔、顔立ち」となります。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「風貌」「容貌」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

それぞれの言葉の意味を理解してふさわしい方を選んでください。