「プログラム」と「カリキュラム」の違いを分かりやすく解釈

「プログラム」と「カリキュラム」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「プログラム」「カリキュラム」の違いを分かりやすく説明していきます。

「プログラム」とは?

「プログラム」の意味と概要について紹介します。

「プログラム」の意味

「プログラム」とは、「やるべきことを順番に並べた計画や予定のこと」「演劇の演目表・音楽会の曲目表・テレビの番組表、また映画などで内容や出演者などを紹介した小冊子のこと」「コンピューターへ指示する計算や仕事の手順を専用の言語や形式で書いたもの」という意味です。

「プログラム」の概要

「プログラム」は、基本的にやるべきことを順番に書き記したもののことを言います。

ものごとには順番があり、同時進行が不可能な場合、ひとつずつ行っていく必要があります。

進行させる順番が決まっていて、必ずその通りにしないと混乱が生じたり、不具合が発生する時に、順番を示したものを「プログラム」と呼ぶのです。

「プログラム」は最近ではIT用語として使われることが多く、コンピューター専門の用語を使って処理を指示することに使われています。

「カリキュラム」とは?

「カリキュラム」の意味と概要について紹介します。

「カリキュラム」の意味

「カリキュラム」とは、「文部省により教育課程、学校教育の内容・計画を、児童の発達状況や学習目的に応じて編成したもの」という意味です。

「カリキュラム」の概要

「カリキュラム」は、学校教育を全国で一定水準に保つ為に、児童の発達状況や学習能力に応じて、順番に編成した教育計画のことを言います。

「〇年生では、どの様な教科書を使用するか」「どの教科に何時間費やすか」などが細かく定められています。

文部科学省により通達される教育計画であり、学校により独自に決められるものではありません。

基本的に学校教育に対して使われる言葉ですが、社会人の新人研修カリキュラムなどは「育成」の意味で使われています。

「プログラム」と「カリキュラム」の違い!

「プログラム」「やるべきことを順番に表したもの」です。

「カリキュラム」「教育内容を編成したもの」です。

まとめ

今回は「プログラム」「カリキュラム」の違いをお伝えしました。

「プログラムはやるべきこと全般」「カリキュラムは教育目的」と覚えておきましょう。