「口紅」と「グロス」の違いとは?分かりやすく解釈

「口紅」と「グロス」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「口紅」「グロス」の違いを分かりやすく説明していきます。

「口紅」とは?

「口紅」とは?

「口紅」とは、女性が唇に塗る為に使用する化粧品の1つです。

色々な色があり、赤色系が一般的ですが、黒いものや白いものも用途によって使われることがあります。

スティック状になっているものがほとんどで、ベニバナなどの天然色素に油分を加えて簡単には落ちにくく作られている為、服などに付いてしまった時にもなかなか落とすことができませんが、その分、口に運んだ水分にも強く、垂れてくるということもまずありません。

基本的にメイクアップの為の化粧品になりますが、中には薬用成分を含んだものもあり、主に唇が乾くのを防いだり、その修復効果があるものが存在します。

「グロス」とは?

「グロス」とは?

この「グロス」は、「リップグロス」の略で、一般に「リップ(クリーム)」と呼ばれているものと同一です。

つまり、元の「リップグロス」を、「リップ」と略すか、この「グロス」と略すかの違いだと考えてください。

「口紅」と同様に、唇に塗って使用しますが、こちらは唇の保護の為に使われるものです。

薬用成分と油分から作られており、唇を乾燥から防いだり、修復する効果に期待して塗るもので、「口紅」と同じく、ほとんどがスティック状となっています。

こちらで色々な色が付いているものは、実用的に「口紅」に薬用効果があるものとあまり変わりません。

ですが、無色や口紅ほど色が濃くないものが多く、原料に落ちにくい顔料を使ったものはない(そのようなものが使われていると、この「グロス」とは呼ばずに「口紅」と呼びます)点が異なっています。

「口紅」と「グロス」の違い

「口紅」と「グロス」の違い

「口紅」「グロス」の違いを、分かりやすく解説します。

近年では、塗った見た目からは違いが分からないものが増えてきましたが、「口紅」と呼ばれるものにはあまり薬用成分が含まれておらず、塗ることによる薬用効果より、塗った色の発色の為に使うものです。

「グロス」は、逆にその薬用効果がメインとなっており、色はあくまで薄く付くという程度ですが、薄い色同士だと、塗った後から見分けることは難しいかも知れません。

まとめ

まとめ

「口紅」「グロス」は、このような違いになります。

無色の「グロス」は、冬場には唇の乾燥防止の為によく用いられています。