この記事では、「言葉」と「語彙」の違いを分かりやすく説明していきます。
「言葉」とは?
「言葉」とは、意味のある、人間が話したり書いたものです。
意志の伝達手段の1つでもあり、生物の中で人間のみが使うことができるとされています(動物同士の「言葉」以外のコミュニケーションについては、ここでは考えません)。
その人間の中でも、国や地域によって様々な種類のものがあり、その種類別に「言語」と呼ばれています。
基本的に「言語」が同じでないと通じず、時代と共に色々な新しい「言葉」が生まれており、逆に、使われなくなってきた「言葉」もあります。
「語彙」とは?
「語彙」(ごい)は、知っている言葉の種類、及びそれの使い方と表現できます。
これは多いに越したことはなく、それによって同じことでも色々な形で表現することができたり、知識量の豊富さの証明にもなります。
英語では“vocabulary”(ボキャブラリー)と表現され、「語彙」と言うと何のことか分からなくても、この「ボキャブラリー」だと分かるという人も多いかも知れません。
「言葉」と「語彙」の違い
「言葉」と「語彙」の違いを、分かりやすく解説します。
「言葉」は、意味を伝える為の発声や書いたもので、「語彙」は、知っているそれらの種類と使い方のことになります。
そして、「語彙」は、「言語」ごとに分かれます。
日本語で多くのそれがあるとしても、他の言語になると、それどころか、まともに人と会話することもできないという場合も多いです。
いくつかの「言語」を使うことができる人もそれなりに存在し、2つの言語が分かる人は「バイリンガル」、3つだと「トリリンガル」、4つ以上の場合には「マルチリンガル」(3つも含める時があります)と表現されます。
まとめ
「言葉」と「語彙」は、このように違います。
まず「言葉」が存在し、その上で「語彙」があると覚えておいてください。