「見る」と「視る」の違いとは?分かりやすく解釈

「見る」と「視る」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「見る」「視る」の違いを分かりやすく説明していきます。

「見る」とは?

「見る」とは?

「見る」とは、視覚的にそれを認識するという意味で使います。

「よく見ると、似ている気がする」と使うと、視覚的に似ていると認識できる気がすると言っていることになり、目で実際にそうすることだと解釈してください。

比喩として使われることもある言葉で、例えば、「滅多に見るものでもない」のように使った時には、滅多に目で確認できないという解釈以外に、滅多にそんなことは起こらないだろうと言っていると捉えることもでき、この「見る」「見られない」といった形にした表現は、そちらの解釈で用いられる場合も多いと覚えておいてください。

「視る」とは?

「視る」とは?

「視る」は、上の「見る」だけでなく、それによって具合を調べるという解釈が含まれる言葉です。

よって、「ちょっと視てみるか」と使うと、「見る」ことで具合を調べてみると表現していることになります。

軽い調査に対しても使える言葉で、「様子を視てくる」のような使われ時は、その「見る」ことが調査に繋がる為にそのように用いたのだと考えていいでしょう。

ただし、そこまで詳しく調べる、調査するという意味にはならない為、そのような意味にしたい場合には、「詳しく視てみる」などとそれも含めて使ってください。

「見る」と「視る」の違い

「見る」と「視る」の違い

「見る」「視る」の違いを、分かりやすく解説します。

「見る」は、単に目で視覚的に認識すること、または比喩として起こることと使うこともできる言葉で、「視る」の方は、その「見る」ことで簡易的な調査という意味も含んでいます。

同じく「みる」と発音する「診る」という言葉もあり、こちらは「見る」に加えて、医者などが「診断する」という解釈が含まれます。

「視る」と似ていますが、そちらより深く観察することになるので、使い分けが必要です。

まとめ

まとめ

「見る」「視る」は、このような違いになります。

単に認識するだけの場合は「見る」、それによって調べるという意味まで持たせる場合には「視る」と使うと覚えておきましょう。