この記事では、「興奮」と「昂奮」の違いを分かりやすく説明していきます。
「興奮」とは?
「興奮(こうふん)」とは、「何かの物事・人物などに感じて、気分・感情が高ぶること」を意味している言葉です。
「興奮」には、「刺激を受けて筋肉・神経の働きが活発になること」といった生物学的な意味もあります。
さらに「興奮」の言葉は、「病的な水準で気分・感情が高揚して冷静さを失うこと」といった意味合いも持っています。
「昂奮」とは?
「昂奮(こうふん)」とは、「興奮の異字表現」や「常用漢字表外の漢字である昂を使った興奮と同じ意味を持っている言葉」を意味しています。
そのため、「昂奮」の意味も「物事に感じて感情・気持ちが高ぶること」や「生理学的な刺激を受けて神経・筋肉の活動が活発化すること」、「気分・感情が病的に高揚して冷静さに欠けている状態」になります。
「昂奮」の「昂」の漢字には、「上昇すること・感情が高ぶること」という意味があります。
ただし小説・文学などで意図的に「昂奮」を使用している場合は、「官能的な高揚・高ぶり」や「作者独自の限定的な場面・状況における気持ちの高ぶり」を意味しているケースも多くなります。
「興奮」と「昂奮」の違い!
「興奮」と「昂奮」の違いを、分かりやすく解説します。
「興奮」も「昂奮」も「何らかの物事・人物・刺激に感じて、気分・感情が高ぶること」というまったく同じ意味を持っていて、国語辞典でも「興奮・昂奮・亢奮」という漢字表記が並列的に記載されています。
ただし「興奮」の漢字表記が一般的なものであり、マスメディアや学校教育で使われる文章では「昂奮」という漢字表記が使われることはない違いがあります。
また「昂奮」の常用漢字表外の「昂」は、主に「小説・エッセイなどの創作物」で使われる表現であり、「昂奮」は「官能的・性的な高ぶり」のニュアンスで使われるケースが多いという違いを指摘できます。
「興奮」は「昂奮」とは違い、「全般的な感情の高ぶり」の意味で使われます。
まとめ
「興奮」と「昂奮」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「興奮」とは「何かに感じて感情が高ぶること」や「気分が病的に高揚して冷静さを欠いている状態」を意味していて、「昂奮」は「興奮と同じ意味だが、常用漢字ではない昂を用いて印象づけている言葉」を意味している違いがあります。
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