「実効性」と「有効性」の違いを分かりやすく解釈

「実効性」と「有効性」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「実効性」「有効性」の違いを分かりやすく説明していきます。

「実効性」とは?

「実効性」とは、実際の効きめがあるのか、ないのかといった意味で使います。

つまり「実効性がある」と言えば実際に効く傾向があるとなりますし、「実効性がない」となれば実際に効きめがない、そのような性質といった意味合いになるのです。

「実効性」それだけで使われるというよりは、後に何か言葉があると覚えておくといいでしょう。

「このダイエット法はかなり流行ったけど、実効性はないという結論だった」「長く続けることで、実効性を生ずるという研究結果もある」「サプリで大事なのは、実効性があるかどうかで、値段や知名度じゃない」などと、使います。

「有効性」とは?

「有効性」とは、効きめがあること、役に立つこと、そのような性質、傾向といった意味になります。

例えば「これは今のところ、有効性が認められていない」と言えば、今の時点で効きめがあるとか、役に立つといった事例がないという意味になります。

「少しでも有効性があるならば試したい」「残念だけど、これには有効性はない、ただの気休め」などと、使います。

「実効性」と「有効性」の違い!

「実効性」「有効性」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つの言葉はどちらも名詞の下に「性」の字をつけていることが同じです。

「性」は名詞の下につけることで、その性質、傾向を持っていることを表す言葉です。

つまり「実効性」とは実際の効きめがある傾向、「有効性」とは効目がある、役に立つ傾向という意味なのです。

そしてこれらの言葉の下に「ある」「ない」「認める」「生ずる」といった言葉が続くことで、どのような意味を示しているのか判断しなければなりません。

まとめますと「実効性とは実際の効きめ」「有効性とは効きめがある、役に立つ」といった意味です。

微妙な違いですが、しっかり使い分けるようにしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「実効性」「有効性」二つの言葉の意味と違いを説明しました。

名詞の下に「性」がつくことでその性質、傾向を持つということを表すことができることも併せて覚えておきましょう。