この記事では、「斜張橋」と「吊橋」の違いを分かりやすく説明していきます。
「斜張橋」とは?
「斜張橋(しゃちょうきょう)」とは、「太くて丈夫なタワー(主塔)からケーブルを斜めに張って橋桁を吊る建設方法で建てられた橋」のことです。
「斜張橋」は「数十メートル~100メートル以上の大スパン建築への適性」がある強度の強い橋ですが、「数百メートル以上の長い橋」になると「吊橋」のほうが適しています。
「斜張橋」には、「資材が少ないことによるコストカット・近代的で個性的な洗練された外見」という特徴があります。
「吊橋」とは?
「吊橋(つりばし)」とは、「タワー主塔から対岸のタワー(主塔)にケーブルを通した上で、そのケーブルから伸ばしたハンガーロープで橋桁を支える建設方法で建てられた橋」のことです。
「吊橋」は風の影響を受けやすく人が渡る時には不安感を感じやすいですが、「数百メートル以上の大スパン建築への適性」が高い特長を持っています。
「吊橋」は「長距離の橋の建設に適した強度」を持っていますが、「資材が多いことによるコストの高さ」のデメリットもあります。
「斜張橋」と「吊橋」の違い!
「斜張橋」と「吊橋」の違いを、分かりやすく解説します。
「斜張橋」も「吊橋」も「河川・海・峡谷などで隔てられた二つの地点をつなぐための橋・橋梁」という意味では共通していますが、それぞれの橋の建設方法と特徴に違いがあります。
「斜張橋」とは「太くて丈夫な主塔から斜めに張った複数の長いケーブルで橋桁を吊る建設方法の橋」を意味していますが、「吊橋」というのは「主塔から向こう岸の主塔にケーブルを通した上でそのケーブルから伸ばしたハンガーロープで橋桁を支える建設方法の橋」を意味しているという違いがあります。
「斜張橋」は「近代的な外観の良さ・コストカットの利点」がありますが、「吊橋」は「コストはかかるが長い距離の橋を渡すのに向いている利点」があります。
まとめ
「斜張橋」と「吊橋」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「斜張橋」とは「タワーからケーブルを斜めに張ることで橋桁を吊る建設方法でつくられた橋」を意味していて、「吊橋」は「空中に張り渡したケーブルから吊り材(ハンガーロープ)を垂らすことで橋桁を吊る建設方法でつくられた橋」を意味している違いがあります。
「斜張橋」と「吊橋」の違いを詳しく知りたい時は、この記事をチェックしてみてください。
