「宿泊」と「外泊」の違いとは?分かりやすく解釈

「宿泊」と「外泊」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「宿泊」「外泊」の違いを分かりやすく説明していきます。

「宿泊」とは?

「宿泊」とは?

旅先でホテルや旅館などにとまることです。

自宅以外の場所に泊まることを意味します。

旅行をしたときには、夜を過ごす場所が必要です。

夜を過ごす方法には、車の中で眠る、テントを立ててそこで眠る、旅館やホテルなどを利用するなどがあります。

どれも自宅以外の場所で夜を過ごしていますが、この言葉は特に旅館やホテルなどを利用して、そこで夜を過ごすことを意味しています。

旅館やホテルでは食事を提供してくれますが、この言葉にはそこで食事を摂るのかという意味は含まれていません。

その場所で夕食を食べる場合も食べない場合も、朝食を食べる場合も食べない場合も、この言葉が意味するものです。

また、温泉があるところとないところがありますが、この言葉には温泉を利用する、しないという意味は含まれていません。

「宿泊」の使い方

旅行をしたときなどに、ホテルや旅館などに泊まることを指して使用をします。

友人・知人の家に泊まることには使用しないことが一般的です。

「外泊」とは?

「外泊」とは?

自分の家には帰らずに、自分の家以外の場所に泊まることです。

旅館やホテルなどに泊まることではなく、それ以外の自宅以外の場所に泊まることを意味しています。

たとえば、友人・知人の家に泊まることがこの言葉が指すものになります。

高校などの部活動は、夏休みになると合宿が行われることがあります。

学校から離れた場所で数日間を過ごし、練習などをします。

そのとき、どこかで夜を過ごすことになります。

自分の家ではなく、旅行で訪れているところでもないので、合宿でどこかで夜を過ごすことは、この言葉が意味するものになります。

終電を逃してしまったとき、自宅以外の場所で夜を過ごすことがある人もいることでしょう。

このとき、どこかに泊まることも、この言葉が意味するものです。

「外泊」の使い方

自分の家には帰らず、自分の家以外の場所に泊まることを指して使用をします。

旅行先でホテルや旅館などに泊まることには使用しません。

入院をしていて、まだ退院はしていないけれど、数日だけ自宅で過ごしてもよいとされたときも、この言葉が使われます。

「宿泊」と「外泊」の違い

「宿泊」と「外泊」の違い

泊まるという意味が同じですが、泊まる場所に違いがあります。

「宿泊」は特に旅行などをしたときに、ホテルや旅館などに泊まることを意味します。

「外泊」は旅行先でのことではなく、それ以外の場合に自宅以外の場所に泊まることです。

「宿泊」の例文

「宿泊」の例文

・『宿泊の予約を入れる』
・『宿泊先を決める』
・『宿泊客が3人訪れた』
・『今回の宿泊先はよかった』

「外泊」の例文

「外泊」の例文

・『外泊の許可がでた』
・『外泊は禁止です』
・『無断で外泊をする』
・『外泊の準備をする』

まとめ

まとめ

泊まるという意味が同じですが、2つの言葉はどこに泊まるのかという点に違いがあります。