この記事では、「たぶん」と「きっと」の違いを分かりやすく説明していきます。
「たぶん」とは?
「たぶん」とは、「おそらく~だろうという程度のある物事(事柄)についての推量・推測」を意味している副詞的な用法の言葉です。
「たぶん」の表現は、「それほど強い確信がない場合・おそらくという程度の確実性の低さがある場合」に使われます。
例えば、「たぶん、彼女は家に帰ったと思います」や「たぶん、明日は晴れるでしょう」といった例文で使われます。
「きっと」とは?
「きっと」とは、「必ず~だろうという強い確信に基づく推量」や「必ず~するという強い意思・決意」を意味している副詞的な表現です。
例えば、「きっと、浮かれた彼は失敗するだろう」や「きっと、このビジネスを成功させてみせる」といった例文で使用できます。
また「きっと」の表現には、「絶対に~してほしいという強い要望」の意味合いもあります。
例えば、「きっと来てください」や「きっと、その絵をご覧になってください」などの文章で使われます。
「たぶん」と「きっと」の違い!
「たぶん」と「きっと」の違いを、分かりやすく解説します。
「たぶん」も「きっと」も「ある物事についての推量・推測」を意味している言葉としての共通点を持っていますが、「きっと」のほうが「たぶん」よりも「ある物事について確実性の高い推量・強い決意(意思)」を意味しているという違いがあります。
例えば、「たぶん、午後から雪が降るでしょう」よりも「きっと、午後から雪が降るでしょう」のほうが、雪が降るという推量・推測の確実性が高くなっているのです。
また「きっと」には「きっと、近いうちに再会しましょう」のように「強い要望」の意味合いがありますが、「たぶん、近いうちに再会しましょう」といった表現はできないという違いも指摘できます。
まとめ
「たぶん」と「きっと」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「たぶん」とは「おそらく~だろうという程度のある物事についての推量」を意味していて、「きっと」は「確実に~だろうというある物事についての確実性の高い推量」や「必ず~するという強い意思・確信、必ず~してほしいの強い要望」を意味している違いがあります。
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