この記事では、「デザイン」と「設計」の違いを分かりやすく説明していきます。
「デザイン」とは?
「デザイン」とは、作ろうとする物の、形について考えて構想すること、絵に描いて表すことを言います。
必ずしも自分が「作る」というわけではなく、例えば洋服の「デザイン」をして、実際に縫製する人は別の人ということもあります。
「自分でデザインして、作ってもらった服」「この商品をデザインした作家さんは誰」「デザイン画を見せてください」などと、使います。
「設計」とは?
「設計」とは、いくつかの意味がある言葉です。
機械類の制作や、建築工事などの際、仕上がり、構造を図面に表すこと、という意味と、人生や生活の計画を立てるという意味があります。
「お風呂を和風に設計してもらった」「私の身長に合わせて台所の棚など設計されている」などと、言いますのは前者の意味です。
「今から老後の人生設計をした方がいい」「生活設計もなく、結婚したいとはどういうつもりだ」などと、言った場合は後者の意味となります。
「デザイン」と「設計」の違い!
「デザイン」と「設計」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも図案などで表すという意味では同じですが、「デザイン」というのは作ろうとするものを表すだけでなく、絵、作品といった意味合いもあります。
模様、絵など描いたものは「デザイン画」と言います。
これは、何かを作ろうとした構想を表しているわけではなく、それ自体が完成された作品なのです。
一方「設計図」とは、機械類の制作、建築、土木工事などにおいて仕上がりの形、構造などを図面にして表すことを言います。
「設計図」もなく何かを作ったり、組み立てるといったことは通常は考えられないですから、仕事において必ず必要と言ってもいいでしょう。
またそれ以外の意味としては、人生、生活における計画を立てるという意味もあります。
いずれにしましても、物事や何かを組み立てる際に必要なものと覚えておくといいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「デザイン」と「設計」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
どちらも、図案、絵、図面といった形で表すものという意味では同じです。
ですが「デザイン」は「デザイン画」などと言いますように「作品」という意味合いもあります。
このような違いを理解して、ふさわしい方を選び使うようにしてください。