「気持ち悪い」と「気色悪い」の違いとは?分かりやすく解釈

「気持ち悪い」と「気色悪い」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「気持ち悪い」「気色悪い」の違いを分かりやすく説明していきます。

「気持ち悪い」とは?

「気持ち悪い」とは?

「気持ち悪い」「きもちわるい」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「体調が悪く気分が優れないこと」という意味で、めまいや吐き気など病的な症状があらわれることです。

2つは「はっきりせずに心残りがある」という意味で、中途半端で納得できず心に引っかかるものがあることです。

3つ目は「見た目が不快に感じること」という意味で、爬虫類やホラー映画のシーンなど、視覚的に不快に思うもののことです。

4つ目は「生理的に受け付けない」という意味で、苦手な人や物、お世辞など、感覚的にぞっとするもののことです。

上記に共通するのは「不快に思う」という意味です。

「気持ち悪い」の使い方

「気持ち悪い」「体調が悪く気分が優れないこと」「はっきりせずに心残りがある」「見た目が不快に感じること」という意味で使われます。

形容詞して使われたり、副詞として「気持ち悪くなる」などと使われたり、名詞として「気持ち悪さが伝わる」などと使われたり、若者言葉として「キモイ」と言います。

基本的に、体調が悪く気分が良くない様子や、心に引っかかる様子、生理的に受け付けない様子に使われる言葉です。

「気色悪い」とは?

「気色悪い」とは?

「気色悪い」「きしょくわるい」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「あることが原因で身体の調子が悪くなり気分が優れない」という意味で、外的なものが原因で体調が悪くなり、気分が良くない状態のことです。

2つ目は「気味が悪い」という意味で、見た目がグロテスクであったり、ドロドロ、ベタベタしていそうで不気味だと思うことです。

3つ目は「嫌悪感を抱く様子」という意味で、それを見るだけで嫌な気持ちになることです。

上記に共通するのは「不気味である」という意味です。

「気色悪い」の使い方

「気色悪い」「あることが原因で身体の調子が悪くなり気分が優れない」「気味が悪い」「嫌悪感を抱く様子」という意味で使われます。

形容詞として使われたり、副詞として「気色悪く見える」などと使われたり、若者言葉として「キショイ」と言います。

基本的に、外的要因で体調が悪く気分が良くないことや、不気味で嫌な感じがすることに使われる言葉です。

「気持ち悪い」と「気色悪い」の違い

「気持ち悪い」と「気色悪い」の違い

「気持ち悪い」「体調が悪く気分が良くない様子」「心に引っかかる様子」「生理的に受け付けない様子」という意味です。

「気色悪い」「外的要因で体調が悪く気分が良くないこと」「不気味で嫌な感じがすること」という意味です。

「気持ち悪い」の例文

「気持ち悪い」の例文

・『バスに酔って気持ち悪い』
・『子供がダンゴムシを捕まえてきて気持ち悪い』
・『汗をかいたのでベタベタして気持ち悪い』
・『上司からやたらと褒められて気持ち悪い』

「気色悪い」の例文

「気色悪い」の例文

・『彼のファッションが気色悪い』
・『やたらとゴマを擦ってくる後輩が気色悪い』
・『爬虫類が舌を出すのが気色悪い』
・『担任のダジャレが気色悪い』

まとめ

まとめ

今回は「気持ち悪い」「気色悪い」について紹介しました。

「気持ち悪い」「生理的に受け付けない」「気色悪い」「不気味」と覚えておきましょう。