「夏日」と「真夏日」の違いとは?分かりやすく解釈

「夏日」と「真夏日」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「夏日」「真夏日」の違いを分かりやすく説明していきます。

「夏日」とは?

「夏日」とは?

「夏日」とは、一日の最高気温が25度以上になった日に対して使われる言葉です。

どの時間でも構わず、夕方になって急に気温が上がってきたような日であれば、それが午後5時だということもあります。

この判断には、気象庁の観測によるものが採用され、全国の各観測地点での気温が対象になり、東京都内のどこかでそうなれば、「今日、東京では夏日になりました」といったように使われます。

「真夏日」とは?

「真夏日」とは?

「真夏日」は、一日の最高気温が30度以上になった日のことです。

先の「夏日」の30度版だと考えると分かりやすく、こちらも気象庁の各観測所での気温が対象になります。

また、東京都内であっても、新宿区で「真夏日」となったものの、世田谷区ではそうとはならなかったという場合には、「東京の一部で真夏日だったようだ」と使われたり、そのまま「新宿区では真夏日となった」と表現されることがあります。

「夏日」と「真夏日」の違い

「夏日」と「真夏日」の違い

「夏日」「真夏日」の違いを、分かりやすく解説します。

「夏日」は、一日の最高気温が25度以上になった都道府県や地域で、今日がそれだった、○月△日にそうだったなどと用いられます。

「真夏日」は、それが30度以上の日のことで、その他は「夏日」と同様です。

尚、35度以上になると、これらとは別に「猛暑日」という言葉が2007年から使われるようになりました。

参考までに、東京都の新宿区では、2019年の一年間に「夏日」が71日あり、「真夏日」は43日、「猛暑日」は12日でした。

「夏日」が一番多かったのは6月で、「真夏日」「猛暑日」は、共に8月が最多でした。

まとめ

まとめ

「夏日」「真夏日」は、このように違います。

これらと「猛暑日」を含めて、最高気温が25度以上、30度以上、35度以上と覚えておくといいでしょう。