この記事では、「献立」と「お品書き」の違いを分かりやすく説明していきます。
「献立」とは?
「献立」の意味と概要について紹介します。
意味
「献立」は「こんだて」と読み、「食卓に提供する料理を、種類や順序を考えて予定を立てること」「ものごととに取りかかる前の予定や準備、計画」という意味があります。
概要
「献立」は、お店や家などで、出てくる料理が決まっている時に使われます。
食べる側がメニューを選べるのではなく、提供する側が決めるものです。
旬の食材や、是非食べて貰いたい食材などに合わせて、副菜やデザートを決めて、栄養バランスやカロリー、更には器やテーブルクロスなども考えて提供するセットメニュー全体のことを言います。
提供する側が一生懸命考えるものであり、食べる側がその意図を汲んで有りがたく食するのがマナーです。
「お品書き」?とは?
「お品書き」の意味と概要について紹介します。
意味
「お品書き」は「おしながき」と読み、「店のメニューの名前を、値段付きで表示した目録のこと」という意味です。
概要
「お品書き」は「メニュー」とも呼ばれ、そのお店が提供している料理の一覧表のことで、和食で使われる言葉です。
料理名の側に価格も表示されていて、お客が自分で好きなものを選んで注文するのが一般的です。
お店によってはカロリーや原材料の産地まで記載しているところもあります。
画像を伴うことが多く、税抜・税込などはっきりしない表示をするのはNGとされています。
「献立」と「お品書き」?の違い!
「献立」は、「提供するメニューが決まっている時の料理の一覧表」です。
「お品書き」は、「お客が好きなもの選んで注文する料理の一覧表」です。
まとめ
「献立」と「お品書き」は、目的が違います。
レストランの注文スタイルに合わせて使い分けましょう。