この記事では、「授乳」と「搾乳」の違いを分かりやすく説明していきます。
「授乳」とは?
「授乳」とは、乳児に乳を飲ませることを言います。
また「授乳期」という言葉がありますが、これは乳児に授乳をする期間のことで、一般的には生後約一年ぐらいを言います。
とはいえ、生後一年を過ぎても「授乳」することはありますし、人によって期間はまちまちということになります。
「搾乳」とは?
「搾乳」とは「さくにゅう」と読みます。
意味は乳を搾ることを言います。
例えば母乳が沢山出る人は乳児が必要とする量以上に母乳が作られることがあります。
そうなりますと、胸が張って痛いという状態になります。
このような時は自分で搾って母乳を出すようにします。
「搾乳」した母乳は乳児に哺乳瓶で飲ませたり、冷凍保存しておくこともできます。
人によってはそのまま捨てるといったこともあります。
また「搾乳機」という言葉がありますが、これは減圧による吸引力を使って、牛から乳を搾る機械のことです。
人間の場合は「搾乳器」という商品があります。
「授乳」と「搾乳」の違い!
「授乳」と「搾乳」の違いを、分かりやすく解説します。
この二つの言葉は意味が違いますので、正しく理解してください。
まず「授乳」ですが、これは乳児に乳を飲ませることを言います。
母乳を与えることも、ミルクを与えることも「授乳」と表現します。
「搾乳」とは漢字の通り、乳を搾ることです。
牛乳の場合は「搾乳機」といって機械で搾ります。
人間の場合「搾乳」する理由は色々あります。
母乳が張るので苦しいから「搾乳」するという人もいますし、あらかじめ「搾乳」しておき、後で母親以外の人が哺乳瓶で飲ませることができるといった理由からする場合もあります。
手で搾って出すこともできますし、「搾乳器」という便利な商品もあります。
まとめますと「授乳とは乳児に乳を飲ませること」「搾乳とは母乳を搾って出すこと」となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「授乳」と「搾乳」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
それぞれの言葉の意味を理解して、使い分けてください。