「修理」と「修復」の違いとは?分かりやすく解釈

「修理」と「修復」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「修理」「修復」の違いを分かりやすく説明していきます。

「修理」とは?

「修理」とは?

「修理」の意味と使い方について紹介します。

「修理」の意味

「修理」「しゅうり」と読みます。

意味は「壊れたり、傷んだりしたものに手を加えて、再び使える様にすること」です。

「修理」の使い方

「修理」は、ものの壊れたり破損した部分に手を加えて、元通りの機能を復活させることを言います。

主に機能面を表す言葉で、機械や道具などの不具合を直して元通りに使える様にする時の表現です。

「修理」は自分でできることもあれば、職人に依頼して工場に預けることもあります。

「修理工場」は、機械を使って溶接したり、部品を入れ直したりして直す工場のことを言います。

自転車のパンクから自動車の傷、エンジントラブルまで、幅広く使われます。

「修復」とは?

「修復」とは?

「修復」の意味と使い方について紹介します。

「修復」の意味

「修復」「しゅうふく」と読みます。

意味は「建造物などの傷んだ箇所を直して元通りにすること」「壊れた関係を元通りにすること」です。

「修復」の使い方

「修復」は、傷んだり汚れたりしたものを、手を加えて元通りの姿に戻すことを言います。

主に外見的なことを表す言葉で、機械や道具よりも、建物や美術品に対して使われることが多くあります。

例えば有名な絵画が長い年月の間に汚れて絵が不鮮明になってしまった時に、表面の汚れを丁寧に取り除き、描かれた当時の姿に戻すことであり、バチカン市国にある「最後の審判」や、ミラノの「最後の晩餐」などは長年の修復作業により、本来の美しさを取り戻しました。

また、「修復」は人間関係に対しても使われ、「あるべき姿に戻す」という意味になります。

「修理」と「修復」の違い!

「修理」と「修復」の違い!

「修理」「壊れた部分に手を加えて、元通りの機能を復活させること」です。

「修復」「傷んだり汚れたりしたものを、手を加えて元通りの姿に戻すこと」です。

まとめ

まとめ

今回は「修理」「修復」の違いをお伝えしました。

「修理は機能回復」「修復は元通りの姿に戻す」と覚えておきましょう。