この記事では、「エモい」と「やばい」の違いを分かりやすく説明していきます。
「エモい」とは?
「エモい」とは、英語の“emotion”が元になった言葉で、心に響く様子、感情の高まり、言葉では上手く言い表せない感動の時に使う言葉です。
趣がある、胸にくるといったように、良い意味での感情の高まり、感動と覚えておくといいでしょう。
元々、若者言葉、俗語として2007年頃から存在していたのですが、有名になったのは2016年です。
「この曲、なんかエモい」「この写真集、全体的にエモい」などと、使います。
「やばい」とは?
「やばい」とは、本来身に危険が迫る、危ない、不都合が予想される時などに使う言葉です。
ですが若者言葉としての「やばい」はまったく別の意味の言葉となります。
簡単に言えば「すごい」と同義語になります。
自分の心が激しく揺さぶられるような様子、カッコいいといった意味合いになるのです。
とはいえ、若者も前者の意味で「やばい」とも使い、両方の意味で自由に使いこなしています。
「遅刻するとやばい」「やばい、隠れろ」「この映画、やばい」「コンサート、マジでやばい」などと、使います。
「エモい」と「やばい」の違い!
「エモい」と「やばい」の違いを、分かりやすく解説します。
この二つの言葉はどちらも若者言葉、という共通点があります。
「エモい」は、心に響くこと、上手く言葉で言えないがすごく感動するといった気持ちを表します。
一方の「やばい」は複数の意味がある言葉です。
本来の意味は危険が迫る、危ない、不都合が予想されるといった時に使っていましたが、最近では若者言葉として、「すごい」という意味で使われています。
ですから「やばい」と相手に言うのは「カッコいい」、「すごい」と褒めているわけです。
若者言葉の意味としてまとめておきますと「エモいは心に響く、感動的」「やばいは、すごい、カッコいい」となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「エモい」と「やばい」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
それぞれの言葉の意味を理解して使い分けるようにしましょう。