この記事では、「アイスクリーム」と「ジェラート」の違いを分かりやすく説明していきます。
「アイスクリーム」とは?
「アイスクリーム」とは、英語では“ice cream”と綴ります。
生クリームに卵、砂糖、香料、ゼラチンを加えて練った氷菓子のことを言います。
日本においては「アイスクリーム」とは乳固形分15%以上で、そのうち乳脂肪分が8%以上のものを言います。
それ以外のものは「アイスミルク」「ラクトアイス」という風に表記しなければなりません。
「ジェラート」とは?
「ジェラート」とはイタリア語で“gelato”と綴ります。
イタリア風のアイスクリーム、シャーベットなどを「ジェラート」と言うのですが、イメージとしては濃厚、こってりといった「アイスクリーム」を想像しがちです。
しかしイタリア語で「ジェラート」とは凍ったお菓子全般を表す言葉ですので、さらっとしたシャーベットも、濃厚な「アイスクリーム」も「ジェラート」なのです。
「アイスクリーム」と「ジェラート」の違い!
「アイスクリーム」と「ジェラート」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも凍った冷たいお菓子という共通点があります。
違いは、「アイスクリーム」は日本において、乳固形分15%以上、そのうち乳脂肪分8%以上のものを表すのに対して、「ジェラート」はイタリア語で、凍ったお菓子全般を表す言葉ということになります。
つまり「ジェラート」とは「アイスクリーム」のことでもありますし、さらっとしたシャーベット系のものでもあるわけです。
日本の食品衛生法ではシャーベットは、氷菓という分類になります。
また、普段何気なく食べている「アイスクリーム」も実は、乳固形分、乳脂肪分の割合によって「ラクトアイス」「アイスミルク」であるかもしれません。
まとめますと「アイスクリームとは凍ったお菓子で乳固形分15%以上、そのうち乳脂肪分が8%以上のもの」「ジェラートとはイタリア語で、凍ったお菓子全般を表す言葉」となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「アイスクリーム」と「ジェラート」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
それぞれの特徴を理解して、正しく使い分けるようにしましょう。