「熱心」と「真面目」の違いとは?分かりやすく解釈

「熱心」と「真面目」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「熱心」「真面目」の違いを分かりやすく説明していきます。

2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。

「熱心」とは?

「熱心」とは?

「熱心」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「熱心」「ねっしん」と読みます。

「熱心」「ある物事に深く心を打ちこむこと。

またその様子」
という意味があります。

例えばアイドルのファンがいるとき、一般的なファンではなく、地方のコンサートに応援に行くなど深く心を打ちこんでいると感じられる場合は、「熱心にファンを応援する」と言うことができます。

また、学者が自分の研究に対して、深く心を打ちこんでいると感じらえる場合、「学者が熱心に研究を続ける」という文章にできます。

さらに飲食店の経営者などが、自分の商売に深く心を打ちこんでいるように見える時、「商売熱心」などと呼ばれます。

同じように、自分の子供に高い教育を受けさせることに燃えているような人は、「教育熱心」と呼ばれます。

他にも、「好きな人に対して、熱心にアピールをする」「進学を相談するため、先生と熱心に話し込む」などという文章を作ることができます。

「真面目」とは?

「真面目」とは?

「真面目」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「真面目」「まじめ」と読みます。

「真面目」「嘘やいい加減なところがなく、真剣なこと。

本気なこと」
という意味があります。

嘘をはさんだり、冗談を言うのではなく、ひたすら真剣な話をするような場合は、「これから真面目な話をする」などと前置きをすることがあります。

また、いい加減なところがない人、真剣な人の表情は、「真面目な顔」と表現することができます。

次に「真面目」には「真心のあること。

誠実であること」
という意味があります。

例えば、真心がある人は「真面目な人柄」と呼ばれるかもしれません。

また、誠実に、真っ当に人生を生きて行こうと決めたとき、「これからは真面目に暮らそうと決めた」などという文章を作ることができます。

「熱心」と「真面目」の違い

「熱心」と「真面目」の違い

「熱心」「真面目」の違いを、分かりやすく解説します。

「熱心」「ある物事に深く心を打ちこむこと。

またその様子」
という意味があります。

一方で「真面目」「嘘やいい加減なところがなく、真剣なこと。

本気なこと」
という意味があります。

似たような意味を持つ言葉ですが、強調したい部分に違いがあります。

「熱心」「深く心を打ちこんでいる様子」を強調したいときに使う言葉なのに対して、「真面目」「嘘やいい加減なところがない様子」を強調したいために使うという違いがあります。

まとめ

まとめ

「熱心」「真面目」の違いについて見てきました。

「熱心に仕事をする」という場合は、その仕事に集中している様子を表し、「真面目に仕事をする」という場合は、嘘やずるをしないで仕事をしている様子という違いがありました。

2つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるようになりそうです。