「古本」と「古書」の違いとは?分かりやすく解釈

「古本」と「古書」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「古本」「古書」の違いを分かりやすく説明していきます。

「古本」とは?

「古本」とは?

「古本」とは、読んで古くなった本という意味と、刊行されてから、長年経った本という意味があります。

「古本屋」とは、そのような古い本を売買する店のことです。

本来の言葉の意味としては読み古しの本、昔出た本となるのですが、実際のところは買って一度読んだだけ、ほとんど新品、綺麗な本といったものでないと買い取りをしないという「古本屋」もあります。

そのような場合、古い本などは引き取り処分はしますが、値段はつかないといったことになります。

持って帰るか、店に処分を任せるかは売る側が決めることができます。

「古書」とは?

「古書」とは?

「古書」とは、昔の書物、価値のある「古本」という意味があります。

つまり「古本」と言っても、古美術品的な価値があるわけですから、新品の書籍を購入するより、高額になる傾向はあります。

「古本」と「古書」の違い!

「古本」と「古書」の違い!

「古本」「古書」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも新品ではない、一度誰かの所有だった本という意味においては同じです。

そのような意味で「古本」「古書」は同義語とも言えます。

ですが、扱っている本の種類は、それぞれのお店によって違うのです。

例えば「古本」と言っても発売されて間もないもの、新品に近い本ばかりを扱う「古本屋」と、古い時代の書物、一般の人には何の本かわからないようなマニアックな「古書店」とでは、置いてある本はまったく違うものとなるわけです。

どちらも同義語ですが、使い分け方としては、一般的な中古本、読み古しの本は「古本」、昔の書物、価値ある「古本」「古書」となります。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「古本」「古書」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

「新品ではない本」という意味では同義語となりますが、いつの時代の本なのか、価値があるのかないのか、そのような違いで「古本」「古書」と呼び方が変わります。

それぞれの言葉の意味を理解して、ふさわしい方を選び使い分けていくようにしましょう。