この記事では、「シャーペン」と「ボールペン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「シャーペン」とは?
「シャーペン」とは、「シャープペンシル」を略した言葉です。
ノック型の筆記用具で、主に後ろの部分に付いているノッカーを押すごとに芯が伸び、押しっぱなしにすると戻すことができます。
芯には鉛筆と同成分のものが使用されており、筆記したものはそちらで書いたものとほとんど変わらず消しゴムで消すことができる為、勉学(学校)からビジネスにまで幅広く用いられています。
この「シャープペンシル」と呼ぶのかと言えば、今では液晶テレビなどの電化製品で有名な「シャープ」が開発し、販売を始めた商品だからです。
尚、「シャープペンシル」や「シャーペン」は登録商標という訳ではない為、他のメーカーでも自由に使用することができます。
「ボールペン」とは?
「ボールペン」とは、ペン先が小さいボール状になっている筆記用具の総称で、インクを充填して使用します。
現在のものは、ほとんどが最初から充填されているインクが切れると使い捨てになりますが、筆記用具としての本体と、インクとペン先がセットになっている部分が切り離せるものも存在し、そちらではそれだけを入れ替えることが可能です。
これで筆記したものは、原則的に消すことができない為、特にビジネスで多用されています。
手書きの契約書などにも使用され、仕事中はメモをとれる紙類と共に、常に1本は持ち歩くことが推奨されます。
「シャーペン」と「ボールペン」の違い
「シャーペン」と「ボールペン」の違いを、分かりやすく解説します。
「シャーペン」は、鉛筆の代わりになる筆記用具で、書いたものはすぐに消すことができます。
「ボールペン」は、インクを使用するので、書いた内容は原則的に消すことができません。
その為、消えては困る内容を書く場合に適しており、ビジネスでは職種に関係なく、必須アイテムの1つだと言っていいでしょう。
「シャーペン」は、シャープが開発したと書きましたが、現在では、そのシャープがそれを生産しておらず、他社各社から発売されています。
まとめ
「シャーペン」と「ボールペン」は、このように違います。
「シャーペン」(シャープペンシル)は、海外では“knock pencil”(ノックペンシル)や“mechanical pencil”(メカニカルペンシル)と呼ばれることが多く、日本だけの名称だと考えてください。