「マイナス思考」と「心配性」の違いとは?分かりやすく解釈

「マイナス思考」と「心配性」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「マイナス思考」「心配性」の違いを分かりやすく説明していきます。

「マイナス思考」とは?

「マイナス思考」とは?

「マイナス思考」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「マイナス思考」「まいなすしこう」と読みます。

「マイナス思考」「何かにつけて、悪い方向に考えがむくこと。

物事を否定的にとらえる考え方」
という意味があります。

何かを始める時、成功する確率は5割かもしれません。

しかし、失敗しそうな5割の面ばかり見て、「自分は絶対に失敗する」と思い込むような人は、「マイナス思考」と呼ばれます。

チャンスが訪れても、失敗するに決まっていると思い、手を伸ばすことができず、チャンスを逃し続けてしまうかもしれません。

また、楽しそうなイベントに誘われても、楽しくなくなる状況を思い描いて、行くのを辞めてしまうような人も「マイナス思考」と呼ぶことができます。

このように、物事の悪い面ばかり見て、悪い結果ばかり考えてしまうような人を見たときに、「マイナス思考」という言葉を使うことができます。

「心配性」とは?

「心配性」とは?

「心配性」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「心配性」「しんぱいしょう」と読みます。

「心配性」は、「些細なことまで気にかけて心配する性質」という意味があります。

普通の人が心配するような場面でないのに、心配してしまう人のことを「心配性」と言います。

例えば、翌日の仕事の場面を思い浮かべて、些細な部分まで心配することにより、心が休まらず、睡眠も浅くなってしまうような人は「心配性」と言えるでしょう。

まあ、学校に出かけた子供の後姿を見ながら、事故にあったらどうしようとか、誘拐されたらどうしようなどと、子供が返ってくるまで心配してしまうような人も「心配性」と言えます。

他にも、旅行に出かけた後で、家のカギをし忘れたのではないか、水道を出しっぱなしにしてしまったのではないかと、心配で仕方がなくなるような人も、「心配性」と言えそうです。

「マイナス思考」と「心配性」の違い

「マイナス思考」と「心配性」の違い

「マイナス思考」「心配性」の違いを、分かりやすく解説します。

「マイナス思考」「何かにつけて、悪い方向に考えがむくこと。

物事を否定的にとらえる考え方」
という意味があります。

一方の「心配性」は、「些細なことまで気にかけて心配する性質」という意味があります。

どちらも、物事の悪い面ばかりに注目してしまうという特徴があり、似た意味を持つ言葉と考えることができます。

ただし、「マイナス思考」は、物事を悪い方向に考えるのに対して、「心配性」は、物事の悪い面を見て、気がかりで不安になるという違いがあります。

例えば、自分の将来を見たとき、「マイナス思考」の人は、悲惨な将来になるのに違いないと思うのに対して、「心配性」の人は、悲惨な将来になったらどうしようと不安になるという、微妙なニュアンスの違いがありそうです。

まとめ

まとめ

「マイナス思考」「心配性」の違いについて見てきました。

2つの言葉のニュアンスの違いを知り、使い分けることができるようにしましょう。