「オワコン」と「エンドコンテンツ」の違いとは?分かりやすく解釈

「オワコン」と「エンドコンテンツ」の違い新語・ネット語

「オワコン」「エンドコンテンツ」、このふたつの言葉は主にインターネットやSNS、ゲームなどで目にする言葉です。

どちらもゲームなどの何らかのコンテンツのことを指すのですが、このふたつの言葉はどのような点が違っているのでしょうか。

それではこの記事では「オワコン」「エンドコンテンツ」の違いについて分かりやすく説明していきます。

「オワコン」とは?

「オワコン」とは、「終わったコンテンツ」の略です。

一時は栄えていたものの、一般ユーザーやユーザー個人に飽きられてしまい現在は見捨てられてしまったもの、ブームが去り流行から遅れてしまったもの、時代遅れになってしまったもののことを言います。

そのコンテンツはアニメや漫画やゲーム、サービスなどを指します。

2011年のネット流行語大賞にもランクインした、ネット発祥の現代語です。

流行遅れになり完全に見捨てられてしまったコンテンツだけでなく、終わりかけのコンテンツのことも指すことがあるようです。

「エンドコンテンツ」とは?

「エンドコンテンツ」とは、スマホアプリゲームやオンラインゲームにおけるレベル上げやストーリーやシナリオなどの攻略が一通り完了したユーザーに対して提供する、高難易度で何度も繰り返しプレイできる要素を含んだコンテンツのことを言います。

本編をクリアした者だけがプレイできる、ユーザーが目指す場所なのです。

「やりこみ要素」「お楽しみ要素」とも言い、ゲームによってその内容は様々です。

最近のゲーム作品にはほとんど「エンドコンテンツ」が存在しており、過去の名作のほとんどにも登場しているものです。

「オワコン」と「エンドコンテンツ」の違い

「オワコン」「エンドコンテンツ」は、かなり意味の違った言葉でした。

では、どこが違っているのかを詳しく説明します。

まず「オワコン」は、流行りが終わり時代遅れになった飽きられてしまったコンテンツのことを言います。

対する「エンドコンテンツ」は、そのコンテンツ自体の流行り廃りは関係なく、そのゲームをクリアした後にしかプレイすることができない、ユーザーのほとんどが楽しみにしているものです。

飽きられ期待されなくなった「オワコン」とは違い、楽しみにされているものなのです。

また「オワコン」は2011年頃にインターネット上で有名になった言葉ですが、「エンドコンテンツ」はもっと昔から存在しています。

過去の名作ゲームのほとんどに、「エンドコンテンツ」が存在していると言っても過言ではないでしょう。

「オワコン」の例文を紹介

・『私が毎日のように一生懸命プレイしてきたこのゲームも、リリースから2年が経ってしまい、世間からはオワコンと言われてしまっている。それでも私はこのゲームが好きだ。』

「エンドコンテンツ」の例文を紹介

・『幼い頃によく遊んでいたゲームを久々にプレイしてみると、昔はたどり着けなかったエンドコンテンツがあることを発見した。』

「オワコン」と「エンドコンテンツ」の違いのまとめ

いかがでしたでしょうか。

「オワコン」「エンドコンテンツ」は、まったく違う意味を持った言葉でした。

見た目は似ている言葉ですが、間違って使ってしまわないよう十分に注意しましょう。

それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。