「破門」と「絶縁」の違いとは?分かりやすく解釈

「破門」と「絶縁」の違い言葉・カタカナ語・言語

組織における「破門」「絶縁」にはどの様な違いがあるのでしょうか。

それぞれの意味と概要についても併せて紹介します。

「破門」とは?

「破門」とは?

「破門」の意味と概要について紹介します。

意味

「破門」の意味は、「師弟の関係を絶って門下から排除すること」「会員としての資格をはく奪して、除名・追放すること」という2つの意味があります。

どちらもそれまで所属していた組織から強制的に排除されることを言います。

概要

「破門」は、組織全体、或いは自分の師である人の名誉を傷つけたり、組織に対して造反をするなどの行為をした時に受ける処分です。

「破門」は上から一方的に下されるもので、本人の意思は通らず、組織を追放されます。

但し、「破門」された後に年月が経過して、本人が悔い改めたことが認められ、尚且つ力のある人が仲を取り持てば、復帰できる場合もあります。

「絶縁」とは?

「絶縁」とは?

「絶縁」の意味と概要について紹介します。

意味

「絶縁」の意味は「関係を絶つこと」「縁を切ること」「理系用語で電気や熱の伝導を断つこと」という3つの意味があります。

いずれも「つながっているものを絶ち切ること」を表します。

概要

「絶縁」も、組織から追放される時の処分になります。

「破門」が悔い改めれば復帰できるのに対し、「絶縁」は永久追放になります。

一度「絶縁」されればそれ以降一切連絡を取れなくなり、お互い何をしているのか知らないまま生涯を終えることになります。

但し、個人的な関係の場合は「絶縁状態」などあくまで一時的なニュアンスで使われ、時間をかけて復活することもあります。

「破門」と「絶縁」の違い!

「破門」と「絶縁」の違い!

「破門」「組織や団体から追放され、復縁の可能性がある処分」です。

「絶縁」「組織や団体から追放され、形式上復縁できない処分」 この2つの違いは「復縁できるかできないか」という点です。

まとめ

まとめ

「破門」「絶縁」は処分の重みが違います。

親子関係でも「絶縁」されない様にしましょう。