「大量」と「大漁」の違いとは?分かりやすく解釈

「大量」と「大漁」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「大量」「大漁」の違いを分かりやすく説明していきます。

「大量」とは?

「大量」とは?

「大量」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「大量」「たいりょう」と読みます。

「大量」「数量の多いこと、たくさんなこと。

またその様子」
という意味があります。

例えば、たくさんの商品が、ところ狭しと並んでいるスーパーを見たとき、「スーパーに大量の商品が並んでいる」と言うことができます。

また、たくさんお金を使ってしまった日には、「大量のお金を使ってしまった」などと言うことができます。

処方されている薬を、間違ってたくさん摂取してしまった場合は「大量に薬を飲んでしまった」などと言うことができます。

また人気漫画の発売日に、たくさんの漫画が店頭に並ぶ様子を見たとき、「大量に漫画が入荷した」などと言い表すことができます。

次に、「大量」「度量が大きいこと。

心が広いこと」
という意味があります。

例えば、「大量な人物」という言葉には「度量が大きな人」という意味があります。

「大漁」とは?

「大漁」とは?

「大漁」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「大漁」「たいりょう」と読みます。

「大漁」「漁で獲物が多いこと」という意味があります。

反対語は「不漁」となり「漁で獲物が取れないこと」を意味します。

例えば、漁師が沢山の獲物をとって帰ってきたとき、「今日は大漁だった」などと言います。

また、港に帰ってくる船が、たくさんの獲物がとれたことを知らせるため、旗をなびかせることがあります。

この旗のことを「大漁旗(たいりょうき)」と呼びます。

「大漁旗をはためかせて、漁船団が港に帰ってくる」などという文章にすることができます。

また漁師がたくさん魚がとれるよう、祈願したり祝うための踊りを「大漁踊り(たいりょうおどり)」と言います。

さらに、たくさん魚がとれ過ぎてしまい、魚の価格が大幅に下がってしまい、かえって採算が合わなくなることを「大漁貧乏(たいりょうびんぼう)」と呼びます。

「大量」と「大漁」の違い

「大量」と「大漁」の違い

「大量」「大漁」の違いを、分かりやすく解説します。

「大量」「数量の多いこと、たくさんなこと。

またその様子」
という意味があります。

一方で「大漁」「漁で獲物が多いこと」という意味があります。

数量が多い場合は「大量」という言葉を使い、数量が多い場合で、漁で獲物が多い倍に限り、「大漁」という言葉を使います。

「大漁」は漁で魚がたくさんとれる場合にのみ使い、他の何かの数量が多い場合には、使うことがありません。

このように、2つの言葉には大きな意味の違いがあり、まるで違う意味を持つ言葉だということが分かりました。

まとめ

まとめ

「大量」「大漁」の違いについて見てきました。

どちらも「たいりょう」という読み方をする言葉ですが、意味には大きな違いがありました。

このように、意味の違いを知ることで、しっかりと使い分けることができるようになりそうです。