「材質」と「材料」の違いとは?分かりやすく解釈

「材質」と「材料」の違い言葉・カタカナ語・言語

この「材質」「材料」は、どのように違うのでしょうか。

「材質」と「材料」の違い

「材質」と「材料」の違い

「材質」とは、対象の性質を指して使う言葉です。

例えば、「この部分の材質はプラスチックだ」のように使われた時には、その部分がプラスチック製だと言っており、見た目の質感だけでは何が使われているのか分からないような時にそれが何かと使われる言葉です。

「材料」は、何かを作る時の元となるもののことで、「材料が不足しているので、最後まで作ることができない」などと使われる言葉です。

それが何であろうと、元になっているものであればこの「材料」と使うことができ、対象次第では物理的なものではない場合もあります。

「材質」を使った例文と意味を解釈

「材質」を使った例文と意味を解釈

「材質」を使った例文と、その意味の解釈になります。

見ただけではこれが分からないことも多いです。

「てっきり鉄製かと思ったが、材質は木材らしい」

鉄のように見えたものが、実は木でできていたと言っています。

先に書いたように、見ただけでは材質が判断できないことも多く、時には触ったり、叩いてみても正確に分からない場合もあるでしょう。

「材料」を使った例文と意味を解釈

「材料」を使った例文と意味を解釈

こちらは「材料」を使った例文と、その意味の解釈になります。

これがないことには、何も作ることはできません。

「これだけ色々な材料があるので、どうにでもなるだろう」

何かを作る元となるものがたくさんあるので、問題はないだろうと言っていると考えることができる使い方です。

前述のように、物理的なもの以外にも使える言葉で、「人を責める為の材料」とした時には、責めることができる理由や証拠という解釈になります。

まとめ

まとめ

「材質」「材料」には、このような違いがあります。

「材質」「材料」の一部だと言うことができますが、性質に拘った言葉なので、鉄や木材などの品目がその対象となり、細かいことまでは言及していない表現だと考えてください。