この記事では、「原宿」と「新宿」の違いを分かりやすく説明していきます。
「原宿」とは?
「原宿」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「原宿」は「はらじゅく」と読みます。
「原宿」は東京23区の渋谷区にある地域のことを指します。
JR『原宿駅』から表参道周辺の地名を「原宿」と呼びます。
明治通り沿いや、「キャットストリート」と呼ばれている遊歩道などが「原宿」になります。
テレビのニュースなどで、「原宿」と中継を結ぶ場合は、たいていの場合「竹下通り」が映し出されます。
竹下通りが代表的なように、「原宿」は若者のファッションや流行の発信地として知られています。
また路地裏の「裏原宿」には、ブランドショップや美容院などが多く、古着屋やセレクトショップなどが軒を連ねています。
大人向けの表参道に対して、中高生女子向けの竹下通りというように、「原宿」を細分化すると、各エリアによって、趣が違い、集まる人の年齢性も変わってきます。
また「原宿」にはJR『原宿駅』という意味もあります。
山手線の駅で、新宿や渋谷に行くときなどに利用されます。
「新宿」とは?
「新宿」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「新宿」は「しんじゅく」と読みます。
「新宿」は東京23区の「新宿区」という意味があります。
「新宿区」は特別区に指定されていて、東京都の都庁所在地でもあります。
千代田区や渋谷区、港区などに隣接していて、人口は約34万7千人程度となっています。
もともと、甲州街道の宿場町として栄え、現在は副都心として日本最大級の繁華街が広がっています。
また「新宿」には、JR『新宿駅』を中心とした、繁華街やオフィス街、歓楽街のことを指すことがあります。
『新宿駅』には、JR、東京メトロ、都営地下鉄、小田急線などの路線が集まっており、乗降客数は日本一となっています。
また町としての「新宿」は新宿一丁目から、七丁目まであります。
新宿三丁目は『新宿駅』の東口にあり、日本最大級の繁華街となっています。
さらに、日本最大級の繁華街「歌舞伎町(かぶきちょう)」を有し、さらに都庁もある西新宿は巨大なビジネス街となっています。
「原宿」と「新宿」の違い
「原宿」と「新宿」の違いを、分かりやすく解説します。
「原宿」は渋谷区にあり、「新宿」は新宿区になるという違いがあります。
また「原宿」は『原宿駅』を指すことがあり、「新宿」は『新宿駅』を指すという違いがあります。
一般的に「原宿」と言えば、『原宿駅』から表参道エリアを指すのに対して、「新宿」は、『新宿駅』をぐるりと取り囲むエリアを指します。
このように「原宿」と「新宿」には大きな違いがあります。
また「原宿」は若者向け、ファッションの街という印象があり、「新宿」は、日本一の繁華街、歓楽街、ビジネス街を持つ町というイメージの違いがあります。
まとめ
「原宿」と「新宿」の違いについて見てきました。
似たような地名ですが、位置や町の特徴などに大きな違いがあります。
これから観光に行くときは、違いを知ってから行くと便利ではないでしょうか。