この記事では、「メンヘラ女」と「重い女」の違いを分かりやすく説明していきます。
「メンヘラ女」とは?
メンヘラ女のメンヘラとは、メンタルヘルスという言葉が元になっています。
直訳すれば心の健康ということですが、スラングで精神的に病んでいる人に使う言葉として定着してしまいました。
メンヘラ女とは、本当に心の健康を失っているというよりは、構って欲しい、甘えたい、依存傾向が強い面倒な性格の女性に使われることが多いでしょう。
「メンヘラ女」の使い方
メンヘラ女は、実際に心の健康に問題がある女性に使うことはありません。
どちらかと言えば気質的なもので、寂しがり屋、構ってちゃん、自分が優先されないと不満を持つなど、相手から嫌われたり、迷惑がられる女性に対して使います。
メンヘラ女と言えば、複数の面倒くさい性質を持っているタイプだと簡単に説明できることから若者を中心に使われています。
とはいえ、この言葉は直接本人に言えば傷つけてしまうことになります。
本人がいない場所で使う、もしくは本人が自虐的に使う言葉と覚えておきましょう。
「重い女」とは?
重い女とは、特に男性がつき合う上で精神的に負担を感じる言動をしたり、気質を持っている女性のことを言います。
性格が悪いわけではなく、どちらかと言えば性格がいい、真面目という女性も多いでしょう。
ただ、相手にとって重苦しい言動が多いという意味です。
「重い女」の使い方
重い女とは、言動、性質、考え方などが、男性にとって精神的負担と感じさせてしまう女性に使います。
例えば、つき合ったばかりなのに結婚の話を真剣に語り出す、束縛が激しくスマホのチェックをするといったタイプはわかりやすい重い女です。
基本的に一途でいい子というのは男性ウケがいいでしょう。
しかし、その度合いが激しくなりますと重く感じられ、男性ウケは悪くなるというわけです。
ようするに、良くも悪くも極端ということになります。
ポジティブ過ぎる、ネガティブ過ぎる言動に対して重い女と使います。
「メンヘラ女」と「重い女」の違い
「メンヘラ女」と「重い女」はどちらも困った性格の持ち主であることは共通しています。
分かりやすい違いとしては「メンヘラ女は性格、気質に難がある、精神的に不安定な女性」なのに対して「重い女は男性に精神的負担を感じさせる言動をする女性」ということになります。
したがって、重い女というのは同性間においてはそれほど問題は起らないものです。
「メンヘラ女」の例文
・『あの子は中学の時からメンヘラ女として有名だった』
・『メンヘラ女でも顔やスタイルはいいから男子にモテる』
・『彼女がメンヘラ女だと知っていたらつき合わなかった』
・『メンヘラ女って何かあるとすぐに自傷するから、周りが困る』
「重い女」の例文
・『いきなりお弁当なんか作ったら重い女って思われるかもしれない』
・『彼女は重い女なんかじゃない、真面目で素敵な女性だ』
・『浮気を疑ったら、重い女って思われてフラれた』
・『毎日会いたいなんて重い女だな』
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「メンヘラ女」と「重い女」の違いを解説しました。
似たような印象がありますが、言葉の意味はまったく違うものです。
またこの二つの言葉はどちらも本人に面と向かっていう言葉ではありません。
使い方には十分気をつけてください。