学ぶことは、自分の知識や見識を深める上でとても大切なことです。
そのような意味では私達は、一生勉強し続けることが必要なのですが、巷では様々な「セミナー」が行われています。
その一方で、「講座」という学びの場もあるのですが、これらの言葉には、どのような違いがあるのでしょうか?
「セミナー」の意味や使い方
「セミナー」とは、大学の教育方法の1つで、「教育者の指導の下に学生が集まり行う共同研究や演習」のことを指しています。
また、社会人を対象にした「セミナー」は「研究講習会」という解釈をすることができます。
使い方としては、「投資セミナー」や「人生啓発セミナー」といったような使い方になります。
「講座」の意味や使い方
「講座」は、「講師の座る場」が元々の解釈となり、体系的な知識を形作ること」という意味があります。
「大学などの教育機関に置かれる研究・教育のための組織」で、教授・准教授・助教・講師などで構成されています。
その他に「大学で行われるような講義を模したスタイルの講習会や放送番組」のことも意味することがあります。
「セミナー」と「講座」の違い
「セミナー」は、講座の専門性を高めたものと理解することができます。
その分野における知識の高い人や、その分野に従事する人を講師として開いているのが「セミナー」です。
一方の講座は、「ある分野やテーマに関してあまり関わったことのない初心者の人が知識を習得していく場」として理解することができます。
「セミナー」を使った例文と意味を解釈
「セミナー」を使った例文を挙げてみると「今回のセミナーは、勉強になっただけではなく、とても楽しく学ぶことができました」というような使い方ができるでしょう。
「セミナー」も単なる学びの場ではなく、楽しく勉強できるのであれば、最高の場所と言えます。
その一方で、巷では投資に関する「セミナー」で人を集めて新手のビジネスに結びつけるような仕事の動きもあります。
ほの結果、詐欺的な被害に遭ってしまう人も少なくありませんので、注意しなくてはなりません。
「講座」を使った例文と意味を解釈
「講座」を使った例文を見てみると「僕は英会話のラジオ講座をずっと聴き続けて、英語をマスターすることができた」という使い方があります。
ラジオ英会話が放送されていますが、これを聴くことで、英会話をマスターしている人も、数多くいらっしゃいます。
特に中高年になった人達が、第2の人生を充実させていきたいと一念発起して、「ラジオ講座」で勉強しています。
その結果、独学とも言える環境の中で、流暢に英語を話せるようになるのですから、とても素晴らしいことと思えるのです。
まとめ
「セミナー」も「講座」も勉強するための場としては、とても充実した所と言えると思います。
勉強すると言うと、どうしても学生の間しか学ぶ機会がないと思われがちですが、色々な場面で勉強することができるチャンスがあることを知ると、ますます勉強する意欲が高まるのではないでしょうか。
