「家出人」と「行方不明者」という言葉にはどの様な違いがあるのでしょうか。
それぞれの言葉の意味と使い方についても併せて紹介します。
「家出人」とは?
「家出人」の意味と使い方について紹介します。
意味
「家出人」とは「自分の意思で家を出て行ったことが明確で、どこにいるか分らない人のこと」です。
自分で出かける準備をしていたり、家を出た理由が簡単に推測できる場合を言います。
使い方
「家出人」は、自分で「家を出たい」と思って出て行った人に使われます。
10代の中高生で学校や家で居場所がなかったりすることもあれば、社会人で仕事のストレスが溜まってしまい、出社したくなくなってしまう場合などがあります。
また、自殺願望があったり、精神障害や認知症などで家を出て行った人にも使われます。
「行方不明者」とは?
「行方不明者」の意味と使い方について紹介します。
意味
「行方不明者」とは、「特に動機が推測されず、こつ然と姿を消してしまった人のこと」です。
それまで普通通り生活をしていて、ある日突然いなくなってしまうことを言います。
使い方
「行方不明者」は、動機がなく家を出る準備も特にしていないケースが多くなります。
所持金が少なく荷物を持っていなかったり、普段着のままなど、謎の部分が多いのです。
「〇〇に行ってくる」と行き先を告げたにもかかわらず、いなくなってしまうこともあります。
何らかの事故や事件に巻き込まれている可能性が高い時に使われます。
「家出人」と「行方不明者」の違い!
「家出人」は「理由が推測できて、自らの意思で家を出て行った人」のことです。
「行方不明者」は「動機や行き先が推測できない人」のことです。
2つの言葉の違いは「自発的かどうか」という点です。
まとめ
「家出人」と「行方不明者」は、どちらも行き先が分らない人のことです。
公開捜査が行われていることもありますので、是非協力しましょう。