「都市」と「首都」の違いとは?分かりやすく解釈

「都市」と「首都」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「都市」「首都」の違いを分かりやすく説明していきます。

「都市」とは?

「都市」とは?

「都市」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「都市」「とし」と読みます。

「都市」「多数の人口が、比較的狭い区域に集中し、その地方の政治や経済、文化などの中心となっているエリア」という意味があります。

ある程度限定された地域があり、その地方の何かしらの中心地となっている場合は、「都市」と呼びます。

例えば、あるエリアに、大学や高校などが集中していることがあります。

このような場所は「学園都市」などと呼ばれることがあります。

また、それほど広くない場所に、商業施設が集まっていて、周囲のエリアから買い物客が殺到するようなエリアは「商業都市」と呼ばれます。

さらに、あるエリアが発展して、たくさんの人が住み始めて、都市生活様式が形成されていくことを「都市化」と呼びます。

「湾岸エリアの都市化が進み、人口増加の一途をたどっている」などという文章を作ることができます。

「首都」とは?

「首都」とは?

「首都」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「首都」「しゅと」と読みます。

「首都」「その国の中央政府のある都市」という意味があります。

例えば、日本の場合「首都」「東京都」となります。

主な「首都」として、アメリカ合衆国のワシントンD. C. や、フランスのパリ、イギリスのロンドン、スペインのマドリード、イタリアのローマ、ドイツのベルリン、ロシアのモスクワ、中国の北京、韓国のソウル、インドのニューデリーやメキシコのメキシコシティなどがあります。

「首都」は一国の中心となる都市のことを指し、国の最高指導者が拠点としています。

また、「首都」を中心とした、都市群のことを「首都圏(しゅとけん)と言い、日本の場合は、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県周辺を指します。

「都市」と「首都」の違い

「都市」と「首都」の違い

「都市」「首都」の違いを、分かりやすく解説します。

「都市」「多数の人口が、比較的狭い区域に集中し、その地方の政治や経済、文化などの中心となっているエリア」という意味があります。

一方の「首都」「その国の中央政府のある都市」という意味があります。

人口が多く、政治や文化の中心となっているエリアを「都市」と呼び、その中でも、特に一国の中心となり、中央政府がある場所を「首都」と呼びます。

そのため、日本の場合は、大阪や神戸、福岡や名古屋など、たくさんの「都市」がありますが、中でも「首都」と呼べるのは東京だけになります。

このように、文化や政治経済などで発展しているエリアを「都市」と呼び、中でも中央政府のある都市を「首都」と呼ぶという違いを知っておきましょう。

まとめ

まとめ

「都市」「首都」の違いについて見てきました。

2つの言葉には明確な意味の違いがありました。

2つの言葉の違いを知ることで、今後はきちんと使い分けることができるようになりそうです。