ドラクエファンにはおなじみの呪文「ルカニ」と「ルカナン」ですがどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、「ルカニ」と「ルカナン」の違いについて解説します。
「ルカニ」とは?
「ルカニ」とは、「ドラゴンクエストシリーズに登場する敵一体の守備力を下げる呪文」です。
「ルカニ」が初登場したのはドラゴンクエストシリーズ3作目「ドラゴンクエストIII そして伝説へ」です。
ドラゴンクエストシリーズでは敵の守備力が高いほど与えるダメージが低くなるため敵の守備力を下げられる呪文はダメージアップに非常に有効です。
特に長期戦が予想される場合は早いターンで相手の守備力を下げておくほど効果が高くなるので1ターン目に「ルカニ」をかけて集中攻撃するという戦法が攻略に役立ちます。
ドラクエ3から5までは敵守備力初期値の100パーセント、つまり守備力を0にする効果を発揮する呪文です。
ドラクエ6以降は初期値の50パーセント低下に変更されましたが有用性に違いはありません。
守備力低下は一時的なものであり味方にかけられたものは戦闘終了と同時に解消されるほか戦闘中でもターン経過により効力が失われることがあります。
ドラクエシリーズは各敵キャラクターに対し呪文の種類ごとに耐性が設定されており敵によってはまったくかからないこともありますが、ほかの呪文に比べると「ルカニ」系の体制を持つ敵キャラクターは少なくゲーム全般を通じて大活躍します。
守備力の高い敵の場合「ルカニ」を使うか否かで手強さが大きく変わります。
「ルカニ」の使い方
・『ルカニで守備力を下げる』
・『ルカニをかけたが効果はなかった』
・『MP切れでルカニが使えない』
・『ルカニをかけて物理で殴る』
「ルカナン」とは?
「ルカナン」とは、「ドラゴンクエストシリーズに登場する敵グループの守備力を下げる呪文」です。
敵グループの守備力を下げられる複数を対象にした補助呪文であり数が多く守備力も高いぐんたいがに系の敵には特に有効です。
守備力の低下度合いは作品によって異なりますが一回で守備力が0になることはなく、最低まで下げるには複数回掛ける必要があります。
効果は敵全体ではなく敵グループに対してなので違う種類のモンスターが複数登場する場合はグループごとに使用する必要があり効率はよくありません。
特にボス戦ではボスと取り巻きの雑魚は必ず別グループ扱いになるので雑魚の守備力を下げてから攻撃するのには役立ちますが倒した後に呼ばれて登場した敵は「ルカナン」がかかっていないので倒しても倒しても呼び出されるタイプの敵だとその都度かけ直す必要があります。
敵相手には使いづらい場面も多い「ルカナン」ですが的に使われると非常にやっかいです。
「ルカナン」を連発されるとあっという間に守備力が低下してしまい一撃で倒されてしまうほど弱体化してしまいます。
「ルカナン」を使う敵が登場した場合は真っ先に倒さないとあっという間に全滅に追い込まれるリスクがあります。
「ルカナン」の使い方
・『ルカナン出てきグループの守備力を下げる』
・『ルカナンを使うにはMPがたりない』
・『レベルが上がってルカナンをおぼえた』
・『くさなぎのけんを道具として使うとルカナンの効果を発揮する』
「ルカニ」と「ルカナン」の違い
「ルカニ」と「ルカナン」の違いは「対象」と「守備力低下度合い」です。
「ルカニ」は敵一体を対象に守備力を大きく下げる呪文で「ルカナン」は敵グループを対象に守備力をそこそこ下げる呪文です。
ルカニは単体の代わりに効果が高く、ルカナンは複数にかけられる代わりに効果はそれなりです。
「ルカニ」は「ルカナン」のかい呪文に位置づけられており覚えるレベルも「ルカニ」のほうが先ですが、実際の有用性としては「ルカナン」が上回るというわけではありません。
長期戦になりやすいボス戦での使用を考えると「ルカニ」のほうが「ルカナン」よりも使いやすく使用頻度も上回ります。
まとめ
「ルカニ」と「ルカナン」はドラクエで必須の補助呪文です。
同様の効果を持つ道具屋特技も多いので上手に活用して攻略に役立てましょう。