この記事では、「アディオス」と「アデュー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「アディオス」とは?
adiosと書くスペイン語の言葉で、さようならという別れの挨拶の意味の言葉です。
また明日会えるときに使うという言葉ではなく、日本であれば上京する、下宿元から離れるなど普通に生活していた場合しばらく会うことはありえないシチュエーションで使われます。
軽い別れの挨拶ではchao チャオという言葉が使われています。
とは言え、アディオスという言葉を日本で軽い感じで使うことはありえることで、バイバイ、また明日、などの感覚で使うこともないとは言えません。
ただし、スペイン語が堪能な人に使うと長い別れという意味合いに取られても致し方ないでしょう。
言葉の意味合いから、メーカー名などに使われる事はほぼありませんが、曲名などで使うケースは見られます。
スペイン語ということもあり、現在からSNSなどにおいて大きく利用頻度が増加するというケースはないとも考えられます。
「アデュー」とは?
adieuと書くフランス語で、長い別れを告げる挨拶の言葉です。
さようならと訳すことはできます。
基本的には自分の意志がない限り再び会うことがない状況で使われ、フランス語圏において会社を退職して同僚への挨拶、結婚して家を出ると言ったシチュエーションで使われます。
また明日という意味のフランス語はA demain ドゥマンという発音です。
日本ではアデューはフランス語としては比較的メジャーな部類の言葉であり、フランス語に堪能ではない日本人同士でアデューと言い合う場合は基本的にはジョークの要素が強い部分があります。
そのため、長い別れを告げるという状況で日本人がフランス語に堪能ではない人に対してアデューということはまずないと言え、明日会える人にジョーク感覚でアデューというケースのほうが多いと言えるでしょう。
言葉としてはアーティスト名やブランド名としてアデューと発音できる言葉を使用しているものがいくつか見られます。
「アディオス」と「アデュー」の違い
「アディオス」と「アデュー」の違いを、分かりやすく解説します。
アディオスはスペイン語アデューはフランス語の長い別れをする際の挨拶の言葉で、使うシチュエーションはどちらもほぼ同じで再び会うことがなかなかないような別れの際に使われる言葉です。
英語ではgood byeが近い言葉と言えます。
日本語圏においてはアディオスとアデューはそれほどメジャーな言葉ではなくシチュエーション通りに使うことはかなり難しいため、軽い別れの挨拶程度に使われるケースも見られます。
まとめ
アディオスとアデューは長い別れを告げる挨拶の言葉で、日本人が本気で使うシチュエーションは語学学校など学ぶ場から卒業する時、ホームステイの相手と別れる時、旅行で仲良くなった人と別れるときなどかなり限定された用途の言葉になります。
現実的には日本語圏でカタカナで表記した場合、もう少し軽い感覚で使われている例が多いと言えるでしょう。