この記事では、「バフ」と「デバフ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「バフ」とは?
ゲームにおいて魔法やアイテムの使用によって一時的に攻撃力や防御力などのステータスを上げることを指します。
もともとは磨くという言葉のbuffから来ており、バフという磨くためのスポンジなどを高速で回転させる工業製品も存在しています。
ゲームにおいてバフを行う役割の人をバッファーと呼ぶこともあります。
スペルはbufferになり、コンピュータ用語におけるbufferはデータを一時的に保存するための記憶領域と、意味が異なっています。
バフはエバークエストというMMORPGで使われていた言葉から広がっている言葉ですが、ゲーム固有の用語というわけではなく、他のゲームでも使われる言葉となっています。
なお、オンラインゲームならではの特性ということもなく、日本ではドラゴンクエストIIの時点で概念は広まっています。
「デバフ」とは?
バフと正反対の意味にあたる言葉で、ゲームにおいて魔法やアイテムの使用によって一時的に攻撃力や防御力などのステータスを下げて戦いやすくすることを指します。
debuffというスペルで、deという言葉で打ち消しの意味があります。
ゲームにおける有益度はそれぞれ異なるものがありますが、敵にかける魔法は100%かかるという印象がやや低いため、デバフのほうが難易度が高いイメージが付いてしまっています。
ゲームによってはデバフをかけないとゲームがスムーズに進行できないタイプのものもあります。
バフと同様、ゲーム世界の固有の言葉ではなく、「ステータス」などのようにあらゆるゲームで使える概念の言葉となっており、ゲーム内でそのままデバフという言葉を使っている場合もあります。
現実世界ではやる気を失わさせる言葉を受けてしまうことなどに対してデバフを受けたという比喩表現を使うことができます。
「バフ」と「デバフ」の違い
「バフ」と「デバフ」の違いを、分かりやすく解説します。
バフはゲーム内の自分たちの攻撃力や防御力、スピードなどのステータスを一時的に魔法やアイテムで上げること、デバフは敵のステータスを一時的に下げることとなっており、対義語の関係となっています。
言葉としては2000年頃に登場したものですが、概念としてはオンラインではない旧来のRPGから存在しており、ドラゴンクエストIIIの段階でバフを打ち消すの能力を持った敵が登場します。
基本デバフは効かない敵がいたり、ボスの敵には効かないケースが大半であるなどやや不利な印象があります。
まとめ
バフとデバフはゲーム内のキャラクターにおいてステータスを一時的にを上昇、下降させることを指し、自分たちの上昇がバフ、敵を弱体化させるのがデバフとなります。
ステータスの数値化がはっきりしているゲームではよく使われており、さかのぼってファミコン時代のRPGにも使え、現在のスマートフォンアプリのゲームなど幅広く使われる言葉です。