この記事では、「カロリー」と「キロカロリー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「カロリー」とは?
熱量の単位で食料の栄養価の単位でもあります。
1気圧の下で1グラムの水の温度をセ氏1度高めるのに要する熱量の単位です。
こちらは比較的細かい単位で、食事の持つカロリーなどはキロカロリーで表記されることが一般的です。
1カロリーは1calと表記できます。
国際単位系ではカロリーは使われておらず、ジュールという単位が使われているのですが、日本の栄養価、暖房能力に関してはほぼカロリーが使われています。
1カロリー =4. 18ジュールで計算可能ですが、日本で日常生活をしている分にはほぼ使われないでしょう。
高カロリーな食事などのカロリーはこのカロリーのことを指しており、一日の運動で消費できるカロリーを超えている食事は明らかに高カロリーと言うべきでしょう。
暖房機のカロリーも熱量という意味では同じで、1kWhの電力から得られる熱量は最大860kcalとなっており、1円あたりで得られるカロリーは灯油のほうが電力よりも優れているなどのデータがありますが、エアコンは制御能力が優れているため参考程度になるデータと言え、エネルギー消費効率では高い数値となります。
「キロカロリー」とは?
カロリーの1000倍の単位で、1キロカロリーは1000カロリーはになります。
カロリーでは数字が大きくなりすぎてしまうため、暖房や食事の表記はキロカロリー、kcalが使われていて、言葉としてカロリー消費が激しいなどという場合には、ほぼキロカロリーという言葉は使われておらず、「高キロカロリーの食事は控えめ」になどとは言いません。
キロカロリーとカロリーは桁のみの違いのため、キロカロリーだけ食事のときにイメージできれば運動量を適切に数値目標をたてることは可能でしょう。
「カロリー」と「キロカロリー」の違い
「カロリー」と「キロカロリー」の違いを、分かりやすく解説します。
「カロリー」と「キロカロリー」は熱量を表す数値で1カロリーの1000倍が1キロカロリーとなっています。
数字の桁が大きくなるため、暖房や食事などのカロリー表記はキロカロリーで表記されていることがほとんどですが、グラムとキログラムの関係のようなもので、桁数のみ異なる数値となっているため比較する必要もほぼありません。
言葉としてはカロリーが高い/低いなどと言われ、キロカロリーは会話ではほとんど登場しません。
料理は適切なカロリー、暖房はカロリーが高いほうが良いという大まかなわけ方ができ、生活スタイルに合わせて調節できます。
まとめ
カロリーとキロカロリーは数値の見た目が殆ど変わらない単位で、メートルとキロメートル、グラムとキログラムのような関係になっています。
日本においては数値表記はほぼキロカロリーとなっており、桁が大きくなることからカロリーは使われていません。