「意識高い系」と「自意識高い系」の違いとは?分かりやすく解釈

「意識高い系」と「自意識高い系」の違い新語・ネット語

この記事では、「意識高い系」【いしきたかいけい】と「自意識高い系」【じいしきたかいけい】の違いを分かりやすく説明していきます。

「意識高い系」とは?

「意識高い系」とは?

自分はこれだけ出来る人だと思う意識だけは高いのですが、中身が薄い人を「意識高い系」と呼びます。

自分はスキルが高く、何でも知っているから人としてできていて、質のいい仕事ができると言うわりには仕事でいい成果が出せていないは、長続きしない現実はとても残念に見えてしまい、気の毒だと感じさせるわけです。

このような「意識高い系」が多いのは20代、30代の若い男性に多く、積極的で前向きすぎるあまり現実では空回りしてしまい、うまくことが進まないところがあります。

とくに、恋愛に関しては自分よりも出来る女性を求めるあまり相手に対してハイスペックな要求ばかりして、うまくいかないのも「意識高い系」に見られる恋愛感です。

「自意識高い系」とは?

「自意識高い系」とは?

自分という存在を人に認めてもらいたいと思う意識が強い人を「自意識高い系」と言い、常にちやほやされることを望む人のことを指します。

誰よりも自分が一番であり続けるプライドが高い人によく見られる傾向であり、いかにすごい人間であるかを認めてもらうことが何よりも好きというのがこの「自意識高い系」が厄介だと感じさせるところです。

自分のことだけではなく、人のこともやたらと気にして過剰に反応して自分と同じようにした方がいいだの、こうしなくては駄目だと強く勧めるところは自意識の強さがかなり出ているところです。

「意識高い系」と「自意識高い系」の違い

「意識高い系」と「自意識高い系」の違い

「意識高い系」「自意識高い系」の違いを、分かりやすく解説します。

電子掲示板やチャットなど、インターネット上で自分を誇示するため高い学歴や経歴をひけらかしたり、こんな凄い名の知れた人と友人関係であると伝えるなどして、自分をあたかもすごい人であると伝えるのが「意識高い系」です。

一方の「自意識高い系」は、自分を意識するあまり人の話に耳を傾けられないばかりか、自分がいいと思うことを強引に押し付け、嫌われてしまう人に使われる言葉です。

「意識高い系」の例文

「意識高い系」の例文

・『意識高い系は自然に人脈を広げられ、自分なりのこだわりを持つ』
自然に人脈を広げていくことがうまい「意識高い系」は、人に勧めたいと思うこだわりを持っているところが素敵だと思われます。

・『何事にも積極的になれる意識高い系ですが、そうではない者からは毛嫌いされる』
何事にも意識を持って取り掛かるところは素晴らしいと感じさせる「意識高い系」ですが、ときにそうではない人にとっては面倒くさいと思わせるところがあります。

「自意識高い系」の例文

「自意識高い系」の例文

・『自意識高い系男子は、独りよがりな考えが人から距離を置かれるところだ』
「自意識高い系の男性に見られるのが独りよがりな考えするところであり、女性のことを考えない恋愛ばかりのためすぐに振られてしまうのです。

・『自分に陶酔し、自己愛が強いのが自意識高い系であり、そこが人を寄せ付けないところでもある』
ナルシストである「自意識高い系」は自分を愛するあまり自分を優先的にしてしまいますが、ときに異性にモテる要素でもあります。

まとめ

まとめ

どちらも意識が高いところは魅力的ですが、ときに「意識高い系」もうっとうしいと思われてしまい、「自意識高い系」は少し自分に陶酔するところがあり、人に考えを押し付けてしまうという厄介なところがあると覚えておくといいでしょう。