「食い気味」と「前のめり」の違いとは?分かりやすく解釈!

「食い気味」と「前のめり」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「食い気味」「前のめり」の違いを分かりやすく説明していきます。

「食い気味」とは?

「食い気味」とは?

「食い気味」とは、「被せ気味」とも表現され、相手に話が終わる前に話し始めることに対して使われる言葉です。

途中まで聞いた段階でもう内容が理解できた為、皆まで聞く必要もないと思って行われます。

具体的には、「~についてはこのような感じ(以下、になると思う…などと続く予定)」の所で「それで、費用はどうするの?」と、()内まで聞き終わることなく、相手の話に被せて話し始めるという具合です。

このような時の相手の感じ方は主に二種類で、自分の話に興味を持ってくれたと好意的に捉える場合と、まだ話し終わっていないのに失礼だと考える場合に分かれます。

後者の場合には、その後にもっと内容が続くのに(そこまで聞いてからにして欲しいと思って)という意味からのことも多いです。

「前のめり」とは?

「前のめり」とは?

「前のめり」は、興味がある話に対し、先の「食い気味」に話し始めることに使われます。

「~が手に入ったんだけど(以下、もし要るんだったら…などと続く予定)」の所で「で、それはいくら?」などと、早く結論が欲しくて最後まで聞いていられないという感情からの行為だと考えていいでしょう。

よって、「食い気味」とよく似た行為になりますが、こちらと表現される時には「最後まで聞く必要がない」と思っている訳ではなく、早く結論へ向かいたい為だと解釈できます。

「食い気味」と「前のめり」の違い

「食い気味」と「前のめり」の違い

「食い気味」「前のめり」の違いを、分かりやすく解説します。

「食い気味」は、相手に嫌がられることも多いですが、「前のめり」(行為としては同じでも、こちらで表現される時)なことは、相手にとっても嬉しい場合が多いです。

また、「前のめり」は、「新しいこととなると、すぐに前のめりになるくせがある」のように、「積極的」「(詳しくは考えない)猛進」という解釈でも使われる言葉となっています。

まとめ

まとめ

「食い気味」「前のめり」は、このような違いがあると覚えておいてください。

行為としては同じだと考えて構いませんが、どちらと表現されるかで、相手がどのような印象をもったのかが分かります。