この記事では、「偉大」と「偉い」の違いを分かりやすく説明していきます。
「偉大」とは?
「偉大」とは、優れていて立派である、優れていて大きいという意味になります。
「偉大な人」「偉大な業績」などと使われますが、いい意味ですので人を褒めたたえる時に使われることが多い言葉です。
「偉い」とは?
「偉い」とは、複数の意味がある言葉です。
人、人の行動などが優れている、素晴らしい時に「あの人は偉い人だ」という風に使います。
また、高い地位にあるとか、大きな力を持っているといった人物を「偉い人」「お偉いさん」などと言い表すこともあります。
ですが、本人を目の前にして「お偉いさん」とは言いませんので注意をしてください。
「偉大」と「偉い」の違い!
「偉大」と「偉い」の違いを、分かりやすく解説します。
「偉大」はその人自身が、優れていて立派である時や、行動などが優れて大きい様子の時に使う言葉です。
ようするに「偉大」という言葉はいい意味合いで使われることがほとんどで、褒め言葉としても使えるのです。
一方の「偉い」ですが、こちらの言葉は人や行動が普通よりはるかに優れている、素晴らしいという時に使います。
「あなたは本当に偉い」などと言いますが、どちらかと言えば目上の人が目下の人、もしくは対等な人同士が使う印象です。
目下の人が目上の人に「偉い」と言いますと場合によってはおかしな表現になることもあるでしょう。
また高い地位にある人そのものを「偉い人」「お偉いさん」などと表現することもあります。
「偉大さん」とは言いませんのでこの違いは覚えておきましょう。
わかりやすく区別するならば「偉大」は優れて立派な人や物事に使う言葉、「偉い」は他の人よりはるかに優れている、もしくは高い地位、大きな力がある人を表す言葉という風にしましょう。
まとめ
いかがでしたか。
「偉大」と「偉い」、それぞれの言葉の意味と違いが理解できたのではないでしょうか。
どちらも似た言葉ですが、違いを正しく理解して使い分けてください。