「quick」と「fast」の違いとは?分かりやすく解釈

「quick」と「fast」の違い二語の違い

この記事では、「quick」「fast」の違いを分かりやすく説明していきます。

「quick」とは?

「quick」の意味は以下の通りです。

1つ目は「人や物の動きが素早い」という意味で、動作が機敏で素早いことです。

2つ目は「鋭く急な」という意味で、曲がり角などがとがっていることです。

3つ目は「反応が敏感な」という意味で、人の反応が素早いことです。

4つ目は「頭の回転が速い」という意味で、ものごとの飲み込みが速いことです。

5つ目は「短時間の」という意味で、時間がほとんどかからない様子のことです。

上記に共通するのは「動作が素早い」という意味です。

「quick」の使い方

「quick」は形容詞として使われ、副詞形は「quickly」になり「早く・速く」「急いで」「すぐ」「早急に」という意味、名詞形は「quickness」になり「急速」「迅速」「機敏」「短気」という意味があります。

基本的に、人や物の動きが素早い様子や、人の反応や理解が速い様子に使われる言葉です。

「fast」とは?

「fast」の意味は以下の通りです。

1つ目は「人や物の動きが安定し速い」という意味で、常に高速で動く様子のことです。

2つ目は「時計が進んでいる」という意味で、時間設定が先んじていることです。

3つ目は「ものごとが迅速な」という意味で、時間がかからず手早い様子のことです。

4つ目は「簡単で即効性がある」という意味で、儲け話など、手間がかからず効果が大きいことです。

5つ目は「物が固まって安定した」という意味で、しっかりしてゆるぎない様子のことです。

上記に共通するのは「安定している」という意味です。

「fast」の使い方

「fast」は形容詞として使われたり、副詞として「しっかりと」「固く」「速く」「ひっきりなしに」などの意味があります。

元は「安定した状態を保つ」という意味で、次第に「安定した速度を保つ」という意味になり、「速い」という意味で使われる様になりました。

基本的に、人や物が安定して高速で動く様子や、しっかりとしてゆるぎない様子に使われる言葉です。

「quick」と「fast」の違い

「quick」「人や物の動きが素早い様子」「人の反応や理解が速い様子」という意味です。

「fast」「人や物が安定して高速で動く様子」「しっかりとしてゆるぎない様子」という意味です。

「quick」の例文

・『He was quick with an answer. 』
(彼は即座に返答した)
・『We had a quick lunch. 』
(私たちは急いで昼食を済ませた)

「fast」の例文

・『She speaks so fast. 』
(彼女はすごく早口だ)
・『Time passes fast. 』
(時間が経つのは早い)

まとめ

今回は「quick」「fast」について紹介しました。

「quick」「動きが素早い様子」「fast」「速度が安定して速い様子」と覚えておきましょう。